《御社の社長はおいくつですか?》
【6月25日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=144円83銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:43,089.02(+507.24)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売: 9930.5(-104.5)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:4.867(+0.024)
④金:3317.4(-60.3)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤64.37(-4.14)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1490円
②ロンドン午後:ー
③N.Y.:1600円
※ニューヨーク為替引値(円)
144.91-144.95(1.23円高-1.23円高)
【6月24日:昨日の状況】
※国内銅建値1510円(6月24日より+40円)
《御社の社長はおいくつですか?》
※金属スクラップ業界に限らず、日本の中小企業、特に社長一族で経営を行う
会社(ファミリービジネス)では、社長の年齢が70歳、75歳、80歳、という
ケースも多いです。
※小生は、この“高齢社長“に対して、反対の立場をとらせて頂いています。
(嫌われそうですが・・・笑)
※理由は明快。
※理由1:次の社長の就任が遅れるからです。
※現社長が70歳で、時期社長(社長のご子息である場合が多い)が40歳である
とします。 現社長が80歳まで社長でいると、時期社長の社長就任は50歳に
なってしまい、時期社長は最も能力が高い時期(頭が回る時期=50歳がピーク
と考えています)を超えてから社長業を始めることになります。
※理由2:心構え=気概(★注)がいつまでも出来ない。
※時期社長業は、ただ“業務を引き継げばいい“というわけではありません、
それよりも大事なのは「会社の最終責任者が自分である」という自覚を持つこ
とです。
※(case①)よく「社長(会長)は名前ばかりで、実際には時期社長(息子)
が全部やっているよ!」という会社があります。ですが、社長(会長)が業務
をしていなくても、完全に退かず毎日会社にいると、時期社長は、“最後の
最後に責任を取るのが自分“という気概が生まれません。時期社長は心のどこ
かに、社長(会長)が、a最終判断をしてくれる、bケツを拭いてくれるいう
甘えが生まれ、それは社長(会長)が、会社に存在する限り払拭できません。
※(case②)一方で、先代社長が不幸にも早くに逝去され、やむ無く時期社長
が若くして社長に就任するケースがあります。そうした会社の社長を見ている
と、20代、30代のうちに最終責任者となり、自分より上の人に頼ることが出来
ないので最終責任者としての気概が強制的に生まれます。会社経営にご苦労も
されますが、会社自体はその後大きく伸びるように見えます。
(★注)気概
困難にも屈しない強い意気。気骨。はり。
(おまけ)
※ある金属スクラップ業者の方から「自分の会社にオーバー80の方が、現役
で在籍していらっしゃる」という話を聞きました。
※高齢化する日本!! 高齢者がいつまでもお元気でいらっしゃることは、
とてもいい!!・・・・という話ではありません。
※高齢のお方の体が元気で、頭がボケないために、毎日会社に来ることが、
その方“個人にとって“メリットがあることは理解できます。一方で、会社の
“組織にとって“は、
① 高齢者の安全に気を使う。
② 高齢者の面倒を見るために少なからず周囲の方の労力を使う。
③ 高齢者の古い話に付き合う必要がある。
④ 若い人の居場所が奪われる。上が詰まる。
などのデメリットがあります。
以上