5月9日 相場情報

《移民政策》


【5月9日:今朝の状況】

※為替(ドル/円)ドル=155円55銭【08:30現在】

※N.Y.ダウ:39,056.39(+172.13)

※銅LMEセツルメント($/t)
 ①午前売:9740.0(-107)
 ②午後売:ー

※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
 ③銅:4.562(-0.0635)
 ④金:2313.6(-1.6)

※WTI 原油先物($/bbl)
 ⑤ 78.99(+0.61)

※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
 ①ロンドン午前:1560
 ②ロンドン午後:ー
 ③N.Y. : 1610円

※ニューヨーク為替引値(円)

155.48-155.51(0.79円安-0.81円安)

【5月8日:昨日の状況】

※国内銅建値1560円 (4月23日より+20円)

《移民政策》

今日も高橋洋一先生の動画を添付します。
内容を簡単に言ってしまうと、日本が移民を受けれるとどうなる
か?の話です。

※かねてから本コラムでも、日本の技能実習制度は外国人労働者
を日本の産業の「労働力」として使っておきながら、建前を「技
能実習」としており制度としては歪(いびつ)であると主張して
きました。
※それが今回の制度改正で、技能実習制度を育成就労制度とする
ことは、本動画中にも高橋先生が述べられている通り、外国人労
働者を「(安い)労働力」とし、日本国の本音を表している分評
価できます。(少なくとも技能実習だという嘘はついていないか
ら)

※また、育成就労→永住権に進んでいくことは移民政策解禁とも
取れる。
※ポイントはここ。
小生は「移民を受け入れること=経済成長する」と考えておりま
した。ところが高橋先生の分析では、必ずしもそうではないそう
です。(小生は考えを改めました)
※であるとしたら、日本にとってデメリットもある移民政策は慎
重に行う必要があります。

※さて話は変わります。
※現在、日本全国の金属スクラップ業では、現場で働く労働力が
圧倒的に足りておりません。それは金属スクラップの仕事が3K
(きつい・汚い・危険である仕事の3つの言葉の頭文字を取った
略語)と呼ばれる仕事であるからだと思います。
※実際、日本国内で、仕事の内容さえ選ばなければ仕事を探すこ
とはできます。
(この点、日本は恵まれている国で、中国では内容を選ばなくて
も若者が就ける仕事が足りていない)
※であるのに、金属スクラップ業で人手が不足しているのは、
「日・本・人・が、金属スクラップ業を嫌っているから」に他な
りません。

※仮に、今後、日本の移民政策が変わり、外国人労働者が多く入
ってくるのだとすれば、真っ先に金属スクラップ業界に入ってく
るのではないかと考えております。

補足
3K労働に対して、新3Kもしくは6Kとして、3Kにプラスして「帰
れない」「厳しい」「給料が安い」という言葉があり、主にホワ
イトカラー(事務職・販売職)に対して使用されることが多いよ
うです。

https://youtu.be/Mj2M3WP95Xo?si=cKNwXx--84G-FRzk

※雑線(ヤード持込):【5月8日現在】
【1】ワイヤーハーネス:600円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):580円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):510円前後
【4】雑線B :390-420円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】

以上