《雑線のナゲット加工機械》
【5月28日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=144円22銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:42,343.65(+740.58)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:9653.0(+58)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:4.71(-0.0965)
④金:3299.1(-64.5)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤60.89(-0.64)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1440円
②ロンドン午後:ー
③N.Y.:1550円
※ニューヨーク為替引値(円)
144.32-144.34(1.48円安-1.48円安)
【5月27日:昨日の状況】
※国内銅建値1420円(5月22日より-10円)
《雑線のナゲット加工機械》
※昨日、日本国内で雑ナゲット加工をしている会社に大規模と小規模があるという
ことに触れました。今日はそこにフューチャーfeatureしてみます。
※2018年末を契機に、2019年〜2020年頃、日本国内で雑線ナゲット加工を始めた
会社を2種類に分けて考えます。
(1)中国から進出してきた雑なゲット加工業社(含む:一部日系業者)
・中国製の機械を使用
・プラントは労働集約型(ワーカーが必要)
・プラントは比較的安価
・雑線を大量に加工
・地元だけでなく幅広く材料を集荷して加工
(2)既存日本の問屋業が+アルファの仕事としてナゲット機械を入れた会社
・日本製の機械を使用
・プラントは自動化(ワーカーは最小限)
・プラントは比較的高価
・雑線を少量のみ加工
・自社で元々集荷していた荷物のみ加工
※二つのグループに分けられる雑ナゲットの加工業(新規参入)は、同じように、
使用しているナゲットプラントも、中国製と日本製に分けられます。(もちろん、
例外もあり。あくまで大まかな分け方)
※(A)中国製:
世界中から大量の雑線を輸入していた中国では、機械メーカーも、大量に処理す
ることの出来る大型プラントを製造します。また中国は労働力が豊富である為、
プラントへの雑線投入と銅の回収は人手に頼ったものとなります。
※(B)日本製:
一方、殆どの雑線が輸出されてしまっていた日本で、機械メーカーは少量を処理
する小型プラントを作ります(加工する雑線は輸出されてしまい、そもそも国内、
そんな大量に存在しない)。日本は労働力が不足している為、投入・回収に人手
をかけない自動化されたものとなります。
※(1)と(2)、(A)と(B)を併用、つまりハイブリットするケースは少な
く、【中華系・大規模・中国製機械】と【日系・小規模・日本製】と考えていい
と思います。つまり前者と後者でまるきり別物。
【お知らせ】
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以上