4月26日 相場情報

 

お客様各位

【4月26日:今朝の状況】

※為替(ドル/円)ドル=133円74銭【‪‪07:30現在】
※N.Y.ダウ: 33,530.83(-344.57)

※銅LMEセツルメント($/t)
 ①午前売 : 8521.0(-241.5)
 ②午後売 : 8491.5

※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
 ③銅 : 3.846(-0.107)
 ④金 : 1994(+4.9)

※WTI原油先物($/bbl)
 ⑤原油 : 77.07(-1.69)

※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
 ①ロンドン午前:1190円
 ②ロンドン午後:1180円
 ③N.Y. : 1180円
 
※ニューヨーク為替引値(円)
 133.71-133.73(0.51円高-0.52円高)

【4月25日:昨日の状況】

※国内銅建値1220円(4月25日より-20円)

《GDP=国内総生産(★注)》

※GDP=国内総生産と訳されます(今日はチャットGTP
の話ではありません)。
GDPを上げるためには、日本の国内で仕事・作業をして
何らかの付加価値を付けなければなりません。
※例えばトヨタが愛知県の工場で部品を作っていたが、
その工場をタイに移転したた場合、トヨタの視点からは
メリットになるやもしれませんが、日本国の視点から見
ると、GDPを下げる要因になります(その分タイのGDP
は上がります)。

※(一気に小さな話になりますが)弊社は被覆線スクラ
ップを、①輸出もしているし、②国内ナゲット加工もし
ている。日本のGDPを上げる為には国内で加工した方が
いいということになります。

①輸出(転売)
・転売なので粗利益は少ない。
・コストも少ない。
 利幅5円/㎏Ⅹ1,000T=500万円の利益

②国内加工(ナゲット加工)
・加工するので粗利益は多い。
・コストも大きい(45円/㎏)。
 利幅50円/㎏Ⅹ1000T△コスト4500万=500万の利益

※ポイントは「コスト45円/㎏=付加価値」であること。
日本国内で付加価値をつけられることです。 
※上述①②の計算を比べると弊社の視点で見ると、最終
利益は同じで、1,000トンの被覆線スクラップを取り扱
い500万円です。
※ところが日本国の視点から見ると、キロあたり45円の
コストを国内で消費した方がGDPを上げる要因になりま
す。

※また単に45円の付加価値が国に落とされるだけでなく
「経済波及効果」があります。
会社はコストとして輸送費・電気代・資材代・を使うの
でその仕事を受けた会社が潤いますし、仕事を受けた会
社の従業員も収入を得て、その収入を日本国内で消費す
る。
これもGDPを上げる要因になります。

(★注)GDP
Gross Domestic Product の略で国内総生産のことを指し
ます。
一定期間内に国内で産出された付加価値の総額で、国の
経済活動状況を示します。(google検索)

【お知らせ】4/29(土)〜5/6(土)まで、相場情報を
お休み致します。
再開は5/9(火)を予定しております。

※雑線(ヤード持込):【4月25日現在】

【1】ワイヤーハーネス:440円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):410円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):355円前後
【4】雑線B :250-280円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位】

以上