《支払サイト》
【3月6日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=157円58銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:47,954.74(-784.67)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:12841.0(-119)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:5.753(-0.102)
④金:5065.3(-54.9)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤81.01(+6.35)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:2080円
②ロンドン午後:ー
③N.Y.:2050円
※ニューヨーク為替引値(円)
157.57-157.61(0.54円安-0.53円安)
【3月5日:昨日の状況】
※国内銅建値2130円(3月4日より-40円)
《支払サイト》
※先日、あるお客様と飲んでいるときに出たjust ideaです。
※金属スクラップを原料としているメーカーA社は、その素材が鉄にせよ、アルミにせよ銅にせよ、
原料を購入する際の決済条件において、今よりも支払いサイトを短くすればより原料を集めやすく
なるのではないか?との提案です。
※例えば、銅スクラップを買っている伸銅メーカーA社が、「納入後30日後に支払う」という決済
条件を、「納入後翌日支払う」という決済条件にすると、メーカーに原料を納める納入業者B社は、
めっちゃ助かります。
※B社がどのメーカーに荷物を売ろうか?と考えた場合、大事になる基準は、Price(価格)と
Payment(支払条件)、「二つのP」なのですが、仮にA社の購入priceが他社に比べて多少安くとも、
購入paymentがよければ、A社に売るのではないか?という話です。
※相場が上がる度に毎回同じコラムを書いておりますが、何せ、1年前に比べて銅に関して言えば、
相場が1・5倍になっているので、会社の規模の大小に関わらず、その会社の資金需要は1・5倍に
なっています。
※仮に運転資金1億円の会社が、今まで通りの仕事をしようと思えば、1億5,000万円の資金が必要
となり、新たに5,000万円をどこからか持ってくるしかありません。
※メーカーに荷物を売るB社にとって、資金を新たに調達する他に、方法があるとすれば、
①自社在庫量を3分の2にする(厳密には2/3以下)
②B社の支払サイトを遅らせる(仕入先への支払いを遅くする)
③B社の回収サイトを早める(売り先からの回収を早くする)しかありません。
※ところが①をすれば納入先であるA社のリクエストに応えることはできません。(メーカーは
大抵“直ぐに荷物を持ってきて!”となるので・・・)②をすればB社の仕入先C社から嫌われる為、
やはり出来ません。(仕入先は大抵“直ぐに金を支払って!”となるので・・・)
※そこで、③をA社にお願いしたいという話です。
※日本のメーカー:特に購買担当の方をご存知の方は、「何を無茶な空想話を!」「有り得ない!」
と思うでしょう。それはそのはずで支払サイトを短くすれば、A社の在庫量が増えてしまうので、
財務状況が一気に悪くなります。 大手企業が多い日本のメーカーは株主の手前、財務状況を悪く
する政策なぞ取るはずがないからです。なんなら荷物が買えなくていいから財務状況を良くしたい
のが大手企業の発想のはず。(笑)
※ところが、中国のメーカーは一部仕入先に寄り添ってくれるケースがあります。輸出した荷物の
代金を早めに払ってくれたり、場合によっては概算金を先に払ってくれたりする場合もあります。
勿論、交渉事ではあるのですが、少なくとも日本のメーカーよりは融通が効く気がします。
以上