《財務省輸出通関統計1月》
【3月2日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=156円52銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:48,977.92(-521.28)
【2月28日:先週末の状況】
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:13439.5(+224.5)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:6.0045(+0.0575)
④金:5230.5(+54)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤67.02(+1.81)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:2160円
②ロンドン午後:ー
③N.Y.:2130円
※ニューヨーク為替引値(円)
156.03-156.04(0.08円高-0.1円高)
【3月1日:昨日の状況】
※国内銅建値2140円(2月25日より+70円)
《財務省輸出通関統計1月》
※日刊市況通信社様より提供頂きます、財務省の輸出通関統計2026年1月の速報です。
日本から海外へ輸出される銅・真鍮など銅系スクラップの数量となります。
【① 数量】
※月間数量推移は以下のとおりです。1月は合35,578トン(★)
前月43,274トンに比べ、マイナス7,696トンでした。過去1年間の推移は以下の通り
です。
2025年
2月:28,765
3月:28,388
4月:32,291
5月:24,543
6月:33,223
7月:40,255
8月:36,811
9月:36,140
10月:47,409
11月:40,791
12月:43,274
2026年
1月:35,578 ★
【②国別数量】
※2026年1月の一カ月間に日本 → どの国に輸出されたかの数量です。( )内は
前月の数量比。数量の多い上位国だけ列します。
尚、中国は付き物のある雑品・雑線の輸入禁止している為、他国向けとは異なり
クリーンな銅・真鍮だけの数量となります(裏を返すと他の国へは雑線・雑品も
含まれることになります)。
1位:中国 31,553(△7,184)
2位:マレーシア 1,687(△482)
3位:韓国 1,132(+437)
4位:タイ 746(+153)
【③コメント】
※財務省の輸出・入通関統計の集計方法が今年1月から変わり、銅・真鍮
スクラップについて、より詳細な集計が可能になりました。※ HS code7404.00.
(枝番)が5種類となったことにより以下の詳細が詳かになりました。
①7404.00.200真鍮
②7404.00.300ナゲット
③7404.00.910(ピカ線)
④7404.00.920 (被覆線).
⑤7404.00.990 (込み銅).
※明らかになったこと。改めて確認されたこと。 ※この基準で今年1月に日本
から中国に輸出された銅・真鍮スクラップの量を見てみます。
(1トン以下切り捨て)
①7404.00.200真鍮→7,124トン
②7404.00.300ナゲット→1,622トン
③7404.00.910(ピカ線)→427トン
④7404.00.920 (被覆線). →0トン
⑤7404.00.990 (込み銅). →22,378トン
※中国向けで明らかになったこと。改めて確認されたこと。
1:④について
中国向けに絶縁体ありの電線=被覆線は、絶対に輸出できない(中国が輸入を
許さない)。中国が輸入を禁止している7類(雑品・雑線)、日本からの輸出量
は0トンで、1キロたりとも中国に入れることは出来ない。
2:③について
中国向けのピカ線(特号銅線)は1月1ヶ月で427トン。多いか少ないか?と
いう議論はありますが日本全国で1ヶ月に出ているピカ線の量から見れば大した
ことがない(と小生は思います)。なんでもかんでも中国向けに輸出されている
〜!!!ということはない、と改めてわかります。つまり日本の問屋さんの元に
ピカ線が不足しているとしても、中国に輸出されているせいではない。少なく
とも輸出の影響は少ない。
3:②⑤中国向け銅スクラップ(①真鍮を除く)は、意外にナゲットの量が少なく、
込銅、山行きが多い。もしくは、まだ統計上ナゲットの枝番7404.00.300 が周知
されておらず、その他銅7404.00.990と区別がされていない。その他銅にナゲット
が含まれている。
以上
3月2日 相場情報