3月11日 相場情報

 

お客様各位

【3月11日:‪今朝の状况】

※為替(ドル/円):1ドル=135円08銭【‪‪07:00現在】
※N.Y.ダウ:31,909.64(-345.22)

※銅LMEセツルメント($/t)
 ①午前売:8755.0(-53)
 ②午後売:8871.0

※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
 ③銅:4.0455(-0.009)
 ④金:1862(+32.7)

※WTI原油先物($/bbl)
 ⑤原油:76.68(+0.96)

※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
 ①ロンドン午前:1230円
 ②ロンドン午後:1250円
 ③N.Y. : 1250円
 
※ニューヨーク為替引値(円)
      134.98-135.01(1.16円高-1.15円高)

【3月10日:昨日の状況】

※国内銅建値1260円(3月6日より-20円) 

《本当に損しているのは誰か・①》

※電線くずを扱っていると、非常にやりにくい見積依頼
を受けることがあります。
※例えば銅分が①10%、②20%、③30%と三種類の荷物
がどのような比率か分からず、解体現場から混じって出
てくる。
その解体工事が終わるまで、ずっと同じ計算式をベース
に、荷物を買い続けて欲しいという依頼です。
※計算式を銅建値と連動させる為、解体工事が半年かか
ろうが、一年かかろうが、足元の銅相場に合った価格で
購入することが出来、相場リスクは実質ありません。

※問題は銅歩留まりで、①〜③の割合が分からないこと。
買う側としては安全を見て、全て①を基準として見積し
たいところですが、それではあまりに仕入先に悪いと思
い、②、つまり銅分が平均して20%出る想定で計算式を
作り提出しました。

※ところが実際に解体工事が始まってみるとビックリ。
恐ろしいことに、出て来る荷物、ほとんどが①ばかり
、、。弊社は長期間に渡り、銅歩留まり20%の単価で、
銅歩留まり10%の荷物を買い続けることになりました。
※つまり、赤字を垂れ流し続ける羽目になったのです。
※今の相場で10%のズレを許容したら、ちょっと計算
すればお分かりになるでしょう、大損害です。

※ただ、契約は契約ですから、解体工事が終わるまで
の間、同じ計算式で荷物を買い続ける責任があります。

(つづく)

※雑線(ヤード持込):【3月10日現在】

【1】ワイヤーハーネス:450円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):420円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):365円前後
【4】雑線B :260-290円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】

以上