3月1日 相場情報

お客様各位

【3月1日:今朝の状況】

※為替(ドル/円)ドル=150円11銭【08:33現在】
※N.Y.ダウ:38,996.39(+47.37)

※銅LMEセツルメント($/t)
 ①午前売:8389.0(+48.5)
 ②午後売:-

※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
 ③銅:3.8345(+0.007)
 ④金:2045.7(+12.7)

※WTI原油先物($/bbl)
 ⑤78.26(-0.28)

※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
 ①ロンドン午前:1310円
 ②ロンドン午後:-
 ③N.Y.: 1320円

※ニューヨーク為替引値(円)
149.98-149.99(0.69円高-0.71円高)

【2月29日:昨日の状況】

※国内銅建値1320円 (2月22日より+10円)

《第二世代》

※昨日は、中国から急遽来客がありました。最近、多い
パターンであるのですが、中国で金属やプラスチックの
再生に携わる社長(多くは創業社長)の第二世代、つま
り息子さん達です。 
※春節休暇が終わり、本格的に今年の仕事をスタートさ
せたわけです。

※中国で天安門事件があったのが1989年、中国の改革開
放政策は一時的にに停滞するも、その後、1992年鄧小平
による「南巡講和(★注)」を契機として、改めて改革・
開放政策が加速した。(=Wikipediaより)

※私の記憶では1990年代初頭は日本がバブル経済末期で、
日本と中国は経済的に圧倒的な差があったので、来日し
ている中国人というと、何か貧しいイメージでした(あ
くまで主観)。
※そんな時代、仮に1995年時点(約30年前)中国から来
日した25歳〜30歳の方は、来年2025年時点では55歳〜
60歳です。 
※中国人の第一世代とは、現在55歳〜60歳の方で、90年
代に事業を始めた社長を想定しており、冒頭で第二世代
としたのは、その息子さん世代で現在30歳〜35歳です。

※中国大陸出身の金属スクラップ業者では、特にこの第
二世代の方々が元気です。
※親父さん(社長)から中国大陸で行っている仕事を引
き継ぎ、更に日本にも進出し、タイやマレーシアにも進
出しています。
話を聞けば聞くほど、中国勢による金属スクラップ業者
が衰える様子がない。(それどころか勢力範囲を拡大し
ている)

※ちなみにタイに進出とは、現地にスクラップヤードを
作り①雑品や雑線を解体・選別し金属スクラップとして
銅アルミを中国大陸に送ったり、②銅・アルミを原地で
溶解し出来たインゴットを中国大陸に送る仕事です。 
※バンコクから1時間半ほど東南に車で走った地域:
チャチューンサオ(中国名:北柳)は、さながらそうし
た中国人のスクラップ工業団地となっているようです。

★注:南巡講話
中国の最高指導者だった鄧小平が1992年初頭に湖北省・
広東省・上海など南部地域を視察した際、各地で改革開
放の加速をよびかけた。

おまけ:
お客様よりテレビ番組出演の情報を頂きました。添付し
ておきます。
https://www.nhk.jp/p/jikentokoro/ts/G69KQR33PG/
放送局 :NHK
放送日 :放送予定:2024年3月7日(木)午後11:00〜11:29(総合)

※雑線(ヤード持込):【2月29日現在】
【1】ワイヤーハーネス:470円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):450円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):380円前後
【4】雑線B :280-310円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】
   
以上