11月12日 相場情報

お客様各位

 

【11月12日:今朝の状況】

 

※為替(ドル/円):1ドル=109円04銭【07:50現在】

※N.Y.ダウ:27,691(+10)

※銅LMEセツルメント

①午前売:5857(-94.5)

②午後売: 5883

COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス

③銅:銅2.66(-0.018)

金:1455.5(-5.8)

 

※ニューヨーク為替引値

109.4-109.7

 

※本日時点予想計算値:国内銅建値

①ロンドン午前:680円

②ロンドン午後:  680円

③N.Y.:690円

 

【11月11日:昨日の状況】

 

※国内銅建値690円(11月6日より+20円)

 

《CMRA》

※先週一度、お伝えした通り、中国では、年に1回非鉄金属に関わる、メーカー商社などが集まるフォーラムがあります。

今年は、浙江省の寧波市で、先週、3日間行われました。

※弊社のスタッフ2名が参加、と言っても、このフォーラムに合わせて世界中から集まる関係会社と、ひたすら情報交換をしてきたということ。

大手メーカーは協賛しブースを設けますが、実際には、物凄い数の商社、ディーラーが集まる情報交換の場です。

※昨日、スタッフよりその報告を受けました。

骨子は以下。


(1)参加企業例年より少ない

  →中国の輸入スクラップ原料が減り、海外貿易が減っている為と思われる。

(2)特に、欧米からの参加が例年に比べ少ない。

  →ヨーロッパのある企業は、中国向け7類輸出がなくなり自国内処理が増えた。日本と同じ。

     また、仕分けた非鉄金属くずもヨーロッパ市場で販売している。

(3)韓国メーカーの存在大きい

  →中国メーカーが買わないスクラップ原料=銅・真鍮は、韓国に売るしかない。

     東南アジア諸国やインド向けには量はけず、価格も合わない。中間の替わりにはならない。

(4)中国メーカーは逆に、海外展開加速

  →中国メーカーは、①原料を海外で溶解して中国に輸入する策、か、②自社工場自体を東南アジアに展開する、ことを考えている


おまけ;話題の輸入ライセンス6類。来年前半は、今年と同じ方式が取られるとの見方が有力です。

新しい方式が導入され、“たとしても”、7月だとか???

銅、真鍮スクラップが売り難い状況は、まだまだ続くことになりそう。

 

※雑線(湘南ヤード持込):【11月12日現在】

【1】ワイヤーハーネス:200円前後

【2】雑線エフケーブル(VVF):175円前後

【3】雑線・一般(42ー43%):145円前後

【4】雑線B :45-95円 

【5】家電線:付き物を取り売買可

【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】

【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】