10月15日 相場情報

お客様各位

 

【10月15日:今朝の状況】

 

※為替(ドル/円):1ドル=108円36銭【07:30現在】

※N.Y.ダウ:26787.36(-29.23)

※銅LMEセツルメント

①午前売:5718(-44.5)

②午後売:5758.5

COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス)

③銅:2.6235(0)

金:1491.7(0)

※ニューヨーク為替引値

108.38-108.41

※本日時点予想計算値:国内銅建値

①ロンドン午前:660円

②ロンドン午後:  660円

③N.Y.:670円

 

【10月14日:昨日の状況】

 

※国内銅建値650円(10月10日より+10円)

 

《ナゲットの嫌われっぷり》

 

国内需要家が原料購入に消極的なのは、ここ最近ずっとの話です。

※銅系については、特に「ピカ線に比べ、赤ナゲットが敬遠されていて」、その理由を、大手問屋さんに説明頂きました。

特に、ここ1年くらいのトピックです。

  ①赤ナゲットの主力需要家である銅箔メーカーの業績が悪い。

  ②一部の銅管メーカーが、赤ナゲットの購入自体を止めた。

  ③米中貿易問題があり、単純に、銅系全ての製品の売れ行きが悪い。

  ④国内ナゲットの品質問題が発生してる。

※①〜③については、皆さま、既にご存知の情報でしょう、ポイントなのは、

④です。

 

※元来、赤ナゲットはピカ線に比べ品質管理しにくい品物です。形状を見れば明らかで、「1、2mmの大きさの粒一つでもメッキ銅が混じればメーカーは買わない」ので、ピカ線に比べ、管理はし難い。

※ところがここ1年の間に、中国製の機械を使用した新規参入業者が増え、基準の厳しさを知らず「なんちゃって赤ナゲット」を、流通させてしまった。

※国内メーカーは、従来の商社、問屋、経由でこの「なんちゃって赤ナゲット」を、試したが(もしくは知らずに買ったが)、やっぱりトラブルが多い。

※結果、ナゲット兎に角注意せよ!となった、とのことです。

(大手問屋さま:説明合ってますか?)

 

おまけ:先週末、台風19号接近に伴い、各方面より安否を気遣う問合せを頂きました。

お陰様で従業員・ヤード、特に被害は有りません。 

どうやら海外では、河川決壊の様子がニュースで大々的に流れたようで、中国客人からも、慌てて連絡が入りました。

 

※雑線(湘南ヤード持込):【10月14日現在】

【1】ワイヤーハーネス:200円前後

【2】雑線エフケーブル(VVF):175円前後【3】雑線・一般(42ー43%):145円前後

【4】雑線B :45-95円 

【5】家電線:付き物を取り売買可

【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】

【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】