12月11日 相場情報

【12月11日:今朝の状況】

※為替(ドル/円):1ドル113円34銭【06:45現在】
※N.Y.ダウ:24423(+34)
※N.Y.金:1249.40(-3.20)
※N.Y.原油:51.00(-1.61)
※LME銅($/t)現物
午前:6112.0(-61.0)
午後:6096.0
※NYC銅(¢/lb)12月:271.85(-3.90)
※LМE銅相場状況
弱い中国輸入統計を背景に軟調に推移したあと、ドル高が嫌気され一段安となった。

※本日時点予想計算値:
ロンドン午前:740円 ロンドン午後:740円 N.Y.:730円

【12月10日:昨日の状況】

※日本国内銅建値:740円(12月6日より△10円)
※上海先物取引所:12月49030(-90)

《本当に本当の最後です》
※2018年=今月で、中国の銅原料7類=雑品・雑線が輸入禁止になることは、散々お話ししました。
※中国陸揚港である台州港・寧波港で、今月中に通関する為には、今週末には日本の港で本船が出航しないと間に合いません。
※今週末に出航する船が最後となり、いわゆる「バルク船による中国向け雑品輸出」は、その歴史を終えます。
※日本国内業者の皆様にとっては、実は「でも、そんなの関係ネェ〜♪」「でも、そんなの関係ネェ〜♪」
で、あって、結局その後、扱っている品物がどのように流通するのか?だけが、興味の対象でしょう。
※品物別に予想すると、こんな感じでしょうか?
・モーター類 → 国内解体 or 第三国輸出
・黒モーター → 国内解体
・トランス → 国内解体
・給湯器 → 国内解体
・エアコンなど家電4品目→ (本来の)国内解体ルート
・家電雑品 → 国内シュレッダー or 産廃
・工業雑品 → 国内シュレッダー or 産廃
・雑線 → 国内ナゲット or 第三国輸出
※気を付けるべきは、「バルク船・中国向け雑品」が止まると、
?売買出来なくなるもの、や、?価格が極端に落ちるもの、です。
※先日、仕入先より「メッセンジャー(鉄)付きのアルミ線は買えるか?」と聞かれました。それに対して「バルク船・中国向け雑品」が動いて入れば、ぎりぎりプラスの価格だと思います。
が、「バルク船・中国向け雑品」が終われば産廃です。と答えました。
※beforeチャイナ・afterチャイナで、大きく変わる一例です。

※雑線(湘南ヤード持込):【12月10日現在】
【1】 雑線エフケーブル:200-210円
【2】 雑線・一般:170-180円
【3】 雑線B :60-100円
【4】 家電線 :付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意3:コンテナ単位の場合、価格が変わります、別途ご相談下さい。
以上