8月11日 相場情報

お客様各位

【8月11日:今朝の状況】

※為替(ドル/円):1ドル=110円83銭【06:50現在】
※N.Y.ダウ:25313(-196)
※N.Y.金:1219.00(-0.90)
※N.Y.原油:67.63(+0.82)
※LME銅($/t) 現物
午前:6120.0(-127.0)
午後:6162.5
※NYC銅(¢/lb)7月:273.25(-2.30)
※LМE銅相場状況
トルコ通過リラの急落を巡る懸念からドル指数が1年1カ月振りの高値に上昇したことを背景に売られた。

※本日時点予想計算値:
ロンドン午前:720円、ロンドン午後:730円、N.Y.:710円

【8月10日:昨日の状況】

※日本国内銅建値:720円(8月8日-10円)
※上海先物取引所 : 8月49620(+20)
《米中貿易戦争が米国内銅スクラップ価格に与える影響についての考察・下》
※現在、米国のバーチクリフ(二号銅)は、膨大な量が中国に輸出されています。
※今後、これが、他国に向かうか(a)、第三国経由で中国に向かうか(b)、ということになります。
※例えば
中国到着:5400$/mtの二号銅が、8/23から輸入税金(25%)のせいで6750$/mtになるとしたら、中国国内で、二号銅を、米国から買う人は一人もいなくなります。
※考えてみて下さい。日本国内で600円/kgの込銅が、750円/kgになるのと同じ訳で、ピカ線より高い二号銅買うはずがない。
※そこで今回のテーマ。
今後、米国国内の銅スクラップ価格は(1)下がるでしょうか?(2)変わらないでしょうか?
(1)下がるという考察
(a)(b)どちらの方法であってもコストアップは必至で、米国内の銅スクラップは、コストアップ分、価格が下がる。
(2)変わらないという考察
アメリカの二号銅は、既に、東南アジア、南米、特にアフリカなど、人件費の安い国で熔解され再生インゴット(二次合金)として中国に輸入されています。
米国→中国のdirectルートが閉ざされても、迂回ルートが確立されていて、米国内の銅スクラップ価格には殆ど影響ない。
※トドのつまり:分からないということでした。
(おわり)
【社会科学部学士】

https://3w.huanqiu.com/a/9e21f9/7FcUb3GpRZK?agt=20&from=singlemessage&isapp

★お知らせ 来週1週間、相場情報お休みします。

※雑線(湘南ヤード持込:【8月10日現在】
【1】 雑線エフケーブル:210-215円
【2】 雑線・一般:170-180円
【3】 雑線B :60-100円
【4】 家電線 :付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上