7月11日 相場情報

お客様各位

【7月11日:今朝の状況】

※為替(ドル/円):1ドル=111円26銭【06:50現在】
※N.Y.ダウ:24919(+143)
※N.Y.金:1255.40(+4.20)
※N.Y.原油:74.11(+0.26)
※LME銅($/t) 現物
午前:6308.0(-75.0)
午後:6316.5
※NYC銅(¢/lb)7月:282.25(-1.05)
※LМE銅相場状況
前日はドル安を受けて投資家が売りポジションを手仕舞い上昇したが、この日は一転ドル高に振れ、戻り売りが優勢となった。

※本日時点予想計算値:
ロンドン午前:750円、ロンドン午後:750円、N.Y.:740円

【7月10日:昨日の状況】

※日本国内銅建値:750円(7月5日-30円)
※上海先物取引所 : 7月49800(+260)
《Malaysia》
※中国向け雑線輸出は、台州・寧波向けに限られいて、価格も数量も抑えられ気味。
※その対抗馬としては、マレーシアが本命で、マレーシア向け雑線輸出の話は、あっちゃこっちゃで聞かれるようになって来ました。
※同国の、環境問題・政治リスク・キャパシティーオーバー・など、未だ、心配な要素は沢山ありますが、とりあえずは流れているという感じです。
※なので、日本国内の輸出商社&ブローカーと話をしていて、
「うちは、中国以外にマレーシアに売れる!」などと言う、口車に易々と載ってはいけません! 
※それ自体は、最早、そんなに自慢するような話ではないからです。 
どうせなら、弊社にお声掛けを!笑
※マレーシア向けの取引の特徴を纏めてみました。
?品種が限られる(ハーネスだけ・Fケーブルだけ、など)
?支払いがやや遅い(加工された銅は結局中国なので、日本への送金はワンテンポ遅い)
?数量も限定的
※?については、徐々に改善されているようで、加工が出来なくなった中国(特に南の広東省)から、加工業者の進出が増えています。
※一業者当たりは、1か月にgrossで500トン〜1,000トンくらい加工が可能ですが、全体の業者数が、恐らくそんなに沢山ではない。中国が処理していた世界中の雑線量からすると、まだまだ足りないと思われます。
※概ね方式は一緒で、会社は中国人+マレーシア現地とのジョイントベンチャー
中国式の機械を持ち込み、ひたすらナゲット加工というやり方。

※雑線(湘南ヤード持込:【7月10日現在】
【1】 雑線エフケーブル:215-225円
【2】 雑線・一般:175-185円
【3】 雑線B :75-110円
【4】 家電線 :付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上