4月4日 相場情報

お客様各位

【4月4日:今朝の状況】

※為替(ドル/円):1ドル=106円63銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ:24033(+398)
※N.Y.金:1337.30(-9.60)
※N.Y.原油:63.51(+0.5)
※LME銅($/t) 現物
午前:6756.0(+71.0)
午後:6758.5
※NYC銅(¢/lb)4月:305.80(+1.75)
※LМE銅相場概況
エスカレートしている米中の貿易摩擦が、銅の流通に悪影響を与えることは無いとの見方から買い優勢となった。
※本日時点予想計算値:ロンドン午前:770円、ロンドン午後:770円、N.Y.:770円

【4月3日:昨日の状況】

※日本国内銅建値:760円(4月2日+20円)
※上海先物取引所 4月50480(+230)
※日本の鉱山会社(つまり山)から“電気銅”を、中国に輸入する 商社の社長がいらっしゃいました(同社取扱量は多過ぎてびっくり。 ここでは敢えて伏せます)。
※いろいろ教えて頂いた内容を以下ご紹介。
※以下の数字は大雑把です、統計数字としてではなく、大まかなイメージだと思ってみて下さい。
※日本で電気銅は、現在年間に90万トン〜100万トン作られているそうです。 一方で中国は800万トン、まさに桁が違います。
※電気銅の原料はほとんどが鉱石で、スクラップ銅はその一部でしかありません。 (電解には冷材として必ずスクラップ銅が必要との議論ありますが、どこまで必要か?は 謎。不要との説も。)
※そのスクラップ銅、世界中から中国に輸入される量はざっくり年間100万トン程度、 その内6類が70万トン、7類が30万トンだそうです。
※一方で中国国内発生のスクラップ銅(電力・自動車・家電などの解体)は増え続け、年間100〜150万トンあるらしく、中国政府は、今後、この国内発生スクラップの解体に力を入れるよう促しているわけです。
※よその国のスクラップを処理するならば、自国発生のスクラップを処理せよとの方針。
※結論: 数字だけ見ると、7類の30万トンが今年〜来年に仮にゼロになっても、中国にとってはあまり影響ない。。。
気がします。

※雑線(湘南ヤード持込:【4月3日現在】
【1】 雑線エフケーブル:230-235円
【2】 雑線・一般:180-190円
【3】 雑線B :85-120円
【4】 家電線 :付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上