11月2日 相場情報

御客様各位

【11月2日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=104円08銭【7:10現在】
※N.Y.ダウ:18037(-105)
※N.Y.金:1288.00(+14.90)
※N.Y.原油:46.67(-0.19)
※LME銅($/t) 現物
午前:4862.5(+35.0)
午後:4895.0
※NYC銅(¢/lb)
10月:222.45(+2.40)
※LME銅相場
良好な中国製造業PMIで上昇したあと、クリントン氏のメール問題絡みのドル急落を囃して上げ幅を拡大した。

※本日時点予想計算値:ロンドン午前:550円、ロンドン午後:550円、N.Y.:560円

【11月1日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:550円(11月1日より+20円)
※上海先物取引所 銅11月 38680(+260)
※上海は上昇、銅スクラップ相場は昨日比プラス200人民元、雑線価格はプラス1円(臨時メール配信遅れました)。
※日本国内銅建値が上がりました。LMEが4800ドル近辺で安定し、為替が1ドル=104円台後半で最近推移している、つまり円安が理由。
※忘れてしまうものですが、僅か1ヵ月前=9月末は1ドル=100円ギリギリで、100円を割るかもという雰囲気でした。それが直近10月末には1ドル=105円台です。
(そういう意味では米大統領選の行方が不透明で、11/1欧米市場では一時1ドル=103円台を付けたのが気がかり)

※LIVE FROM TIANJIN(天津)?
※天津郊外・子牙団地内の企業も、周囲の解体屋も、なぜ全盛期に比べ減っているか?と言われれば、ひとえに儲からないからです。
※中国輸入税金の誤魔化しと、相場上昇で利幅が多かった時期は、参入する業者が多かったのですが、今はまともにやっても利益が極めて少ないです。
※その為、ここ5年ほどは辞める業者ばかりで、残っている企業はカツカツの利益でやっている状態です。
※2016年=今年の採算の話をすると前半は大赤字、後半は何とか利益を出している状況だそうです。(日本も同じか?)
※その為、日本で雑線を買うときの買い方もシビアで、歩留まりが異なるものを送ると、後でこっぴどく怒られます。怒られるだけでは済まず弁償することも多々。
※その為、弊社の日本での買い方も慎重にならざるを得ません。
※日本でも同じですが業界は狭く、中国の解体業者社長は日本の仕入先会社名や、その会社の品質を良く知っています。その為、一度、味噌をつけるとその後の取引に影響します。

※雑線(関東地区:【11月1日16:55現在】
【0】雑線(45%・赤保証):189円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):179円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):171円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):166円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):129円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):110円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上