10月1日 相場情報

御客様各位

【10月1日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=101円40銭【5:50現在】
※N.Y.ダウ:18308(+164)
※N.Y.金:1317.10(-8.90)
※N.Y.原油:48.24(+0.41)
※LME銅($/t) 現物
午前:4832.0(+15.5)
午後:4850.0
※NYC銅(¢/lb)
10月:220.20(+2.10)
※LME銅相場
LME鉛や錫相場の上昇を好感して強含みの展開となった。
※本日時点予想計算値:ロンドン午前:530円、ロンドン午後:540円、N.Y.:540円

【9月30日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:530円(9月15日より+10円)
※上海先物取引所 銅 
10月:37670(-130)
※上海先物銅は下落、銅スクラップ相場は昨日よりマイナス100人民元/kg、
雑線価格はマイナス1円(臨時メール)。
※中国は10月1日より国慶節の連休、1週間は市場は休みで相場は立ちません、銀行などもお休みです。
※さて、中国向けスクラップ輸出の売り先にも「国営企業」が存在することは何度かご紹介しました。(予想されたことではありましたが)最近、少し行き詰まり、元気がない。
※ この「国営企業」、たくさん報道もされてる「ゾンビ企業(赤字計上し続けながらも存続している)」です。
※過剰な雇用を抱えてる為、思い切った改革すると労働争議が起きかねず、潰すに潰せない。 中国では、石炭、セメント、鉄鋼業界、みな同じ構造です。
※赤字を出しても出しても、国(or省・市)からの資金=税金が入ってくる為、民間なら即・倒産ですが、いつまでも倒産しない。
※バックが国だから、適当な経営をしても成り立ってしまう訳です。
※ポイントなのは”そこに付け込むサイドの人間がいる”ことです。a社長や社員、役人が個人的に利益をプールしたり、b取引業者が自社に利益を残すようにする訳です。
東京オリンピックのカヌー会場建設で、当初の予算が7倍になったというニュースを聞いていると、全く同じ仕組みだと感じます。相手が国(都)だから、たかってしまえ!という話。 
※中国の仕組みが遅れていると指摘するつもりが、日本も全く変わらない。

※雑線(関東地区:【9月30日現在】)
【0】雑線(45%・赤保証):181円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):171円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):163円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):159円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):123円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):104円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上