9月29日 相場情報

御客様各位

【9月29日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=100円68銭【6:30現在】
※N.Y.ダウ:18339(+110)
※N.Y.金:1323.70(-6.70)
※N.Y.原油:47.05(+2.38)
※LME銅($/t) 現物
午前:4807.5(+32.5)
午後:4801.0
※NYC銅(¢/lb)
9月:217.95(+1.80)
※LME銅相場
ドル反落を手掛かりに強含んだあと、LME錫や原油先物相場の上昇を囃して続伸した。

※本日時点予想計算値:ロンドン午前:530円、ロンドン午後:530円、N.Y.:530円

【9月28日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:530円(9月15日より+10円)
※上海先物取引所 銅 
9月:37440(-140)
※上海は徐々にですが連日の下げ。中国国内スクラップ価格も連日100〜200人民元ほど下がってます。
雑線価格は昨日まとめて3〜4円下げましたが、厳密には毎日1,2円下げています。 
※LME X 為替の水準が若干ですが下げてる為、注意が必要。
※さて、今更の話ですが、先日、山の方から聞いた話をご紹介。
※世界中にある銅鉱山は、それぞれ銅鉱石を掘り出すコストが異なるそうです。
現在でこそLME銅は4800ドルですが、4500〜4600ドル/mtをウロチョロしていると、採算の合わない鉱山もあるそう。 
※長期的に採算が合わなければ、鉱山は閉山となり、供給が減ります。
そうすると需給のバランスでLMEの値は上がる。
(LMEの値が上がるとまた鉱山は復活し、供給が上がる・・・・の繰り返し)
※その為、銅相場は永遠に下がり続けることはない訳です。(各非鉄金属を初め、原油なども同じ理屈)
※a世界需要にも因りますし、またb為替の影響(注)もある為、一概には言えないのですが少し明るく思える話です。
(注)銅はドル建て商品である為、LMEの数値が同じでも対ドルレートが安くなれば、その国の収入は実質増えることになります。 特に銅鉱山はチリなど新興国に多く、対ドル為替が安くなれば実入りは増えます。
そのため為替も大きな影響があるのです。 参照【2014年銅生産量】1チリ 2中国 3ペルー 4米国 5コンゴ
※雑線(関東地区:【9月28日現在】)
【0】雑線(45%・赤保証):178円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):169円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):161円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):156円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):121円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):103円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相
談下さい。】

以上