9月16日 相場情報

御客様各位

【9月16日:今朝の状況】

※為替(ドル/円):1ドル=102円17銭【06:30現在】

※N.Y.ダウ:18212(+177)
※N.Y.金:1318.00(-8.10)
※N.Y.原油:43.91(+0.33)
※LME銅($/t) 現物
午前:4727.0(+32.5)
午後:4759.0
※NYC銅(¢/lb)
9月:215.20(+0.40)
※LME銅相場
中国市場が中秋節で休場となり薄商いの中、まずまずの内容だった中国経済指標を背景として、依然として3週間ぶりの高値圏で推移した。
※本日時点予想計算値:ロンドン午前:530円、ロンドン午後:530円、N.Y.:530円

【9月15日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:530円(9月15日より+10円)
※上海先物取引所 銅 
上海市場は中秋節で休場
9月:-----(+-)

※中国は中秋節で、木・金・土は休場。スクラップ相場も立っていません。
※LMEが上がり、建値が上がり、中国内相場も上がるはずですが”どの程度の上げ幅”かは不明。予想値200人民元/MTの上げですと、円高で相殺され、雑線価格は前日比と変わらず。
※16日:相場が上昇する場合、予想値で雑線価格も上げる予定です。

後編:
※さて昨日〜今日で申し上げたいのは、雑線の量を溜める・溜めないという話ではありません。
※弊社は更にその先の手法を取っているという話。具体的には以下。
※弊社湘南ヤードに入る荷物は、大抵、事前に仕入先問屋様から連絡があります。 5トンだったり、10トンだったり、offerを頂き価格契約をさせて頂きます。
※仮に3社から合計26トンの荷物が契約できた場合、その日のうちに中国客先に売りの契約を結びます。
※中国客先は、契約した26トンの中にあるであろう銅量(雑線の銅歩留まりが4割なら、26トン x 40% = 10.4トン)を、手持ち在庫から、その日のうちに中国現地で売り、売ったお金を日本に送金します。
※つまり湘南ヤードに荷物が入荷される前に、当該する銅は中国現地で売られている為、相場がその後上がろうが下がろうが、誰もそのリスクを負わなくていいという手法です。
※当然、相場上昇時の利益は享受出来ませんが、荷物が滞留せず回転していくということです。
※ただ単に資金が乏しい貧乏人の作戦とも言えます。←オチ。
(後編おわり:明日おまけ)

※雑線(関東地区:【9月15日現在】)
【0】雑線(45%・赤保証):182円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):172円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):165円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):160円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):124円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):105円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上