8月30日 相場情報

御客様各位

【8月30日:今朝の状況】

※為替(ドル/円):1ドル=101円93銭【06:58現在】
※N.Y.ダウ:18502(+107)
※N.Y.金:1327.10(+1.20)
※N.Y.原油:46.98(-0.66)
※LME銅($/t) 現物
午前:休場
午後:休場
※NYC銅(¢/lb)
7月:207.25(-0.25)

※本日時点予想計算値:ロンドン午前:休場、ロンドン午後:休場、N.Y.:510円

【8月29日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:510円(8月25日より-10円)
※上海先物取引所 銅
8月:36370(+30)
※上海先物銅は小幅な値動き、中国内スクラップ(光亮銅)は先週末比プラス100人民元、雑線価格は先週末対ドルで下落した円相場が大きく影響、雑線価格はプラス2〜3円(臨時メール)。
※相変わらず為替に振り回されている感の国内銅相場です。
※先日、東南アジア諸国が非鉄スクラップを輸入する際、ゴミが問題となり、なかなか取引が活発化しないと書きました。
※この点に関しては新興国に同情するのですが、取引が活発化しないのは、新興国独自の問題点もあります。
※それは'通関の不透明さ(基準の曖昧さ)'です。
※例えば、某国に日本からミックスメタルを輸出した場合、その国の輸入通関は、当然、その国の基準で行います。
※通関を行う役人は、国に税金を落とす為か?裏金欲しさなのか?通関の際、難癖を付けることが多いです。=難癖を付け罰金を要求する(これは中国も同じ)
※少なくとも日本など先進国に比べ、その通関基準は不透明で輸出入取引の妨げとなっています。
※ちなみに日系企業は一般にまじめで、こうした悪しき習慣に対して、まともに対応しようと正論で説得にかかりますが、まず大抵問題は解決しません。

※雑線(関東地区:【8月29日現在】)
【0】雑線(45%・赤保証):178円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):168円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):161円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):156円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):121円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):102円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上