5月25日 相場情報

御客様各位

【5月25日:今朝の状況】

※為替(ドル/円):1ドル=110.01銭【06:50現在】
※N.Y.ダウ:17706(+213)
※N.Y.金:1229.20(-22.30)
※N.Y.原油:48.62(+0.54)
※LME銅($/t) 現物
午前:4637.0(+65.0)
午後:4641.5
※NYC銅(¢/lb)
5月:206.95(+1.20)
※LME銅相場
目先筋やファンド筋がショートカバーを入れて上昇する場面もあったが、ドル高が重石となり上げ幅を縮小した。

※本日時点予想計算値:ロンドン午前:550円、ロンドン午後:560円、N.Y.:550円

【5月24日:昨日の状況】

※日本国内銅建値:540円(5月24日より-10円)
※上海先物取引所 銅5月:35190(+80)
※上海先物銅は小幅な値動き、中国内スクラップ(光亮銅)は変わらず、雑線変わらず。
※『単価の高いモノの方が塩漬け在庫になり易い理論』について:
(再放送:以前も展開しました)

※仮に、Aピカ線を500円、B雑線を200円、C雑品を30円と分かり易い単価に設定して、相場が下がった場合、単価が高いモノの順に塩漬けになる可能性が高くなります。
※例えばLME銅が10%下がった場合、各品物は理論上A:50円、B:20円、C:3円下がることになります。
※つまり単価が高いモノの方が、下げ”幅”が大きい(下げ”率”は同じですが)。
※スクラップ商売において、高い品物だからと言って高い利幅を取れる訳ではありません。 仮に1割の利益を取ろうと試みても、ピカ線で50円の売買差は実質不可能(注:小口は別です)、一方、雑品で3円の売買差は取れる可能性があります。
※相場が大きく下がったとき、3円下がった雑品であれば利幅を削り売ることが出来ても、50円下がったピカ線は塩漬けにするしかないことになります。
※因って、単価の高い品物は塩漬けになり易いのです。
※塩漬けは【高難安易(こうなん・あんい)】と覚えましょう=高い単価なものほど売りづらいという意味。←『試験に出ます!』 ≪つづく≫

※雑線(関東地区:【5月24日現在】
【0】雑線(45%・赤保証):193円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):183円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):174円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):169円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):131円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):111円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上