4月5日 相場情報

御客様各位

【4月5日:今朝の状況】

※為替(ドル/円):1ドル=111円31銭【6:50現在】
※N.Y.ダウ:17731(-55)
※N.Y.金:1219.30(-4.20)
※N.Y.原油:35.70(-1.09)
※LME銅($/t) 現物 午前:4816.0(-64.0) 午後:4805.5
※NYC銅(¢/lb) 4月:213.80(-2.30)
※LME銅相場
週明け月曜日で手掛かり材料に乏しい中、米株や原油先物相場の下落に連れて売り優勢となった。

※本日時点予想計算値:ロンドン午前:580円、ロンドン午後:580円、N.Y.:570円

【4月4日:昨日の状況】

※日本国内銅建値:590円(4月1日より-20円)
※上海先物取引所 銅4月 上海市場が清明節で休場。
※銅スクラップ相場は先週末比マイナス200人民元円高で雑線価格はマイナス2〜3円(臨時メール:昨日の表記が間違っていました。プラスでなくマイナス=下げです。)。
※国内の売買は先週迄にだいぶ動いた(出切った)という印象です。月初の建値下げが予想されていた為、当然の動きでしょうか?
※天津レポート4
※天津地区では『いずれ中国政府がスクラップの輸入を禁止する』という噂があります。
※最もこの噂、今に始まったことではなく数ヶ月の間ずっと出ていて、また全く根拠もない。そのため現地の社長連中は、あまり気にしていないです。 
※特に全人代(中国の国会に相当。毎年1回3月頃開催)が開かれる3月頃は、環境問題に対処する観点からスクラップの輸入制限をするのでは?という噂になりがちです。
※強いて言えば、コンテナ単位で管理されている天津の被覆線スクラップより、バルク船で運ばれる台州・寧波の雑品の方が、規制の対象になり易いと、在天津バイヤーは言っておりました。
※確かに『鉄が余りまくっている中国で、鉄メインの雑品を輸入する意義は落ちている』と思います。
※スクラップ輸入には、”ゴミ・土”などの混入が宿命です。需要もないのに他国のゴミを受けることは政策的無理があると、誰もが思っている為からの噂でしょう。

※雑線(コンテナ:関東地区:【4月4日現在】
【0】雑線(45%・赤保証):209円/kg
【1】雑線(44%・赤中心):198円/kg
【2】雑線(43%前後・雑中心):189円/kg
【3】雑線(40-43%雑中心 不安定):183円/kg
【4】雑線 (36%前後雑中心 B線):143円/kg
【5】雑線(家電線・弱電):121円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上