12月24日 相場情報

御客様各位

【12月24日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=121円07銭【6:30現在】
※N.Y.ダウ:17602(+185)
※N.Y.金:1068.30(-5.80)
※N.Y.原油:37.50(+1.36)
※LME銅($t/t)現物 午前:4680.0(+7.5) 午後:4696.0
※NYC銅(¢/b) 12月:211.15(+1.45)
※LME銅相場
クリスマス休暇入りを前に商いが薄いなか、原油先物相場の反発や世界経済成長見通しへの楽観的な見方などから買い優勢となった。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:610円、午後:610円、N.Y.:610円

【12月23日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:620円(12月22日より+20円)
※上海先物取引所 銅12月36280(-110)
※上海は下落、日本が天皇誕生日の祭日で、中国内スクラップ情報は入手せず。雑線価格は変更があれば、24日に連絡致します。
(昨日のつづき:法律が誰を守っているか?)
※廃カーバッテリーなど、廃電池鉛の再生業を例に取ります。
カーバッテリーは回収後、国内二次製錬業者が再生し、電池メーカーに納めています(1)。
※一方で、何もされないまま韓国に輸出されてもいます、その後韓国の二次製錬業者が再生(2)(一説には国内発生の1/3が輸出?)。
※本来、バーゼル条約に該当する同商品、国境を越えること自体、際どい取引です。
※が、輸出出来ているのは出来ている(日本国が認めている)ので、それはいいとします。
※ただそうなると、日本と韓国の二次製錬業者が、カーバッテリーを取り合うこととなります。 ガチンコの仕入競争です。
※ここで問題になるのが、日本で再生した場合と韓国で再生した場合の法律の違い。
※一般的に、日本の方が排出されるガスや水に大して法律が厳格な為、コスト競争で韓国に負けてしまう。
→だから、現状、大量に韓国に輸出されている。
※結果、日本の二次製錬業者は、仕入競争に負け、会社は業績を悪くする訳です。
日本政府(=法律)は、韓国の業者を守り、日本の業者を排除しているように見える訳です。
※雑線(コンテナ:関東地区:【12月23日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):209円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):192円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):179円/kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):125円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):112円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】    以上