12月9日 相場情報

御客様各位

【12月9日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=122円95銭【6:20現在】

※N.Y.ダウ:17568(-162)
※N.Y.金:1075.30(+0.35)
※N.Y.原油:37.51(-0.14)
※LME銅($t/t)現物
午前:4567.5(-25.0)
午後:4595.5
※NYC銅(¢/b)
12月:204.80(+0.35)
※LME銅相場
弱い中国貿易統計が嫌気される一方で、原油安を背景にドル安ユーロ高が進んだことが相殺しプラスに転じた。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:610円、午後:610円、N.Y.:600円

【12月8日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:610円(12月1日より+10円)
※上海先物取引所 銅12月34990(-420)
※上海は下落、中国内スクラップ銅(光亮銅)は前日比マイナス100人民元、雑線価格はマイナス1円(臨時メール)。
※大分前、おすピーがA様B様という番組をやっていました。簡単に言うとA様が金持ちB様が貧乏、それぞれを比較する番組。(今風に言うと、B様はしくじり先生か?)
※昨日少し触れましたが、a老舗スクラップ国内問屋と、b輸出スクラップ屋とを比較すると、弊社など輸出スクラップ屋の方がB様で、最近の成績が、より悪い=儲かってないと感じてます。
※無論、厳密に両者が分かれてる訳ではなく、a国内問屋も大量に輸出向けスクラップを扱い、b輸出屋も国内向けに鉄、非鉄を販売してます。
※定義自体が難しいですが、一般に、aは創業30年以上の老舗、1地元に根差し、2小口〜中堅ロットがメイン(利幅大)、3創業社長は日系、4加工、選別も手がける。
※bは創業20年以内が多く、1広範囲から、2大量ロットを扱う(利幅小)、3創業社長は中国系が多く、4転売メインで加工をあまりしない。
※金属スクラップ業は、相場や景気の影響を受け、浮き沈みがあります。長期的に仕事=会社を存続させる為には、様々な機能を持たなければならない。
※創業からの時間が短い=ポッと出のb輸出屋(B様)は、そこまで長期間事業継続の難しさを知らないで仕事をしている。
※その為今後、(1)A様を目指して業態を変えるか、(2)マーケットから退場するかか、道は2つしかありません。
※マーケット退場とはつまり廃業です。今年、輸出業者が潰れたり、辞めたりしているのには理由があると考えています。
※つまり国内老舗問屋は持っている機能が多く、輸出業者はその機能が少ないからだという分析です。

※雑線(コンテナ:関東地区:【12月8日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):207円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):190円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):177円/kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):123円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):110円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】
以上