6月30日 相場情報

御客様各位

【6月30日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=122円55銭【6:30現在】
※N.Y.ダウ:17596(-350)
※N.Y.金:1179.00(+5.80)
※N.Y.原油:58.33(-1.30)
※LME銅($t/t)現物 午前:5767.0(+36.0) 午後:5783.5
※NYC銅(¢/b)
6月:263.85(-0.65)
※LME銅相場
週末のユーロ圏財務相会合でギリシャ支援協議が決裂し同国のデフォルト(債務不履行)やユーロ離脱の高まりが嫌気されリスク回避の動きが優勢となったが、銅は中国の利下げが支えとなり底堅く推移した。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:750円、午後:750円、N.Y.:760円

【6月29日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:760円(6月25日より+20円)
※上海先物取引所 銅 6月42430(+260)
※上海先物 銅は上昇。
中国内スクラップ(光亮銅)は、先週末比プラス200元/t、円高で雑線価格はプラスマイナスなし。
※さて、連日テレビで話題のギリシア問題について、わかる範囲でまとめておきます。
※簡単に言ってしまうと、ギリシアという国が、(A)IMFから借りた金を返さない!
(B)ヨーロッパ中央銀行から借りた国債を償還出来ない!と言っている。
※まずは(A)が問題で、6月30日がその期限で、IMFに金を返さない=債務不履行(デフォルト)となりそう。
※デフォルトとなると、ヨーロッパ中銀は、今後ギリシアの銀行に金を貸さず、たくさんの銀行が潰れる。※結果、(1)ギリシア政府が預金封鎖するとか(2)ユーロが使えなくなったりとか、経済が大混乱する。
※問題はここから、
※デフォルトした国はどうなるか? 
※一般的に、物資が極端に欠乏し、国民生活は非常に苦しくなる(輸入が止まり、物資が高騰する為です。)。いわゆるハイパーインフレ
※尚、国のデフォルトは過去に例がないわけではありません。むしろたくさんの国が陥ってます。
以下、参考に。
http://finalrich.com/crisis/crisis-default-history-list.html

※雑線(コンテナ:関東地区:【6月29日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):279円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):261円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):249円/kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):195円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):158円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】      以上