6月20日 相場情報

御客様各位

【6月20日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=122円64銭【5:50現在】
※N.Y.ダウ:18015(-99)
※N.Y.金:1201.90(-0.10)
※N.Y.原油:59.61(-0.84)
※LME銅($t/t)現物
午前:5663.0(-98.0)
午後:5651.5
※NYC銅(¢/b)
6月:259.20(-3.65)
※LME銅相場
22日のユーロ圏緊急首脳会議でのギリシャ支援協議に楽観的な見方が広がるも、メタル市場は投資家のリスク外しの動きが優勢となった。

※本日時点予想計算値、ロンドン午前:740円、午後:740円、N.Y.:750円

【6月19日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:750円(6月17日より-20円)
※上海先物取引所 銅 6月42020(-90)
※上海先物 銅は下落、中国内スクラップ(光亮銅)は、前日比マイナス100元/T、雑線単価はマイナス2円(臨時メール)。
※所謂シュレッター機械で粉砕された荷物=ミックスメタルの類を輸出出来ないか?とい相談を、よく受けます。
※ミックスメタルの類は、中国でも南の方に多く輸出されています。
※主成分がアルミ、ステンレスのことが多く、銅・真鍮・そしてゴミが少しというパターンが多いです(誤解のないよう、ゴミは再生が効きにくい成分を総称し、仮にゴミと呼びます)。
※人件費が高い日本では、機械により粉砕・選別をしていこうというのが、その基本的発想だと思います。※機械で、金属とそれ以外の成分が完全に分けることが出来れば、全く問題はないのですが、そうも行かない。
※機械でやりきれない、最後の部分がミックスメタルとして、中国に輸出、最後は人の手で選別という風になっている。
※皮肉なのは、日本で、何度も選別し、アルミ・ステンレス分を高めたものほど、金属価値の高い銅・真鍮がなくなることを意味します。中国向けの価格は安くなります。
※結果、出来たミックスメタルが国内メーカーに納まればいいのですが、納まらなかったから→中国輸出となると、国内向けで期待したような価格が出ません。
※日本側が機械で、良いモノ(アルミ・ステンレスメーカーが買いたいモノ)を作れば作るほど、中国行きのものとしては、価値が落ちるという訳です。 
※国内メーカーに納めるか、中国向け輸出にするか、目的により、モノの価値が相反する訳です。
※雑線(コンテナ:関東地区:【6月19日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):279円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):261円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):249円kg
④雑線 (38%前後雑中心 雑線):195円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):158円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】    以上