7月11日 相場情報

御客様各位

【7月11日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=101円33銭【6:30現在】
※N.Y.ダウ:16915(-70)
※N.Y.金:1339.20(+14.90)
※N.Y.原油:102.93(+0.64)
※LME銅($/t)現物 午前:7110.0(-63.0) 午後:7154.5
※NYC銅(¢/b) 7月:325.60(+1.95)
※LME銅相場 前半は欧州金融機関への懸念の高まりや予想を下回る中国貿易統計などを背景に下値を探ったが、後半は中国の景気刺激策への期待から買い戻しが優勢となった。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:770円、午後:770円、N.Y.:770円
【7月10日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:780円(7月4日より+20円)
※上海先物取引所 銅 7月51270(-410)
※上海は下落、中国内スクラップ(光亮銅)は前日比変わらず。雑線価格変わらず。
※先日、(日本人の小生にとっては)おもしろい出来事がありました。
※ある仲の良い台湾人のスクラップ屋社長が、『中国人のせいで儲からない』嘆くので、あなたは中国人ではないのか?と聞いたら、台湾人だと。
※日本人は伝統的に人種(と宗教)には疎い民族。 台湾人社長にすると、一色単に中国人とされると気に召さないよう。
※日本における外国人のスクラップ業に触れると、たしかに台湾人は大陸の中国人より早く仕事を興してます。
※恐らく、80年代には、日本でヤードを構えている。 一方で、当時は、まだ中国(大陸)が解放的な政策を取っておらず、人の流入も少なく、また資本も乏しかった。
※中国(大陸)人の流入が増え、日本各地でヤードを構え始めたのは2000年以降、また急激ひ増えたのは、05〜07年頃の金属バブル以降でしょう。
※実は、両者の商売の仕方も多少異なります。 悪く言えば台湾人の商売は、『利益を隠し上手く暴利を得る方法』。
※一方で、中国(大陸)から、金属バブル以降に来た方々の商売は、『少量でも高値で買い、何処までも徹底的に全て食い尽くす方法(いなご式)』。
※冒頭、台湾人社長の嘆きは、このいなご式により、儲けられていた利益が儲けられなくなったという話。
※雑線(コンテナ:関東地区:【7月10日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):281円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):266円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):254円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):201円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):165円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】               以上