7月8日 相場情報

御客様各位

【7月8日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=101円85銭【6:20現在】
※N.Y.ダウ:17024(-44)
※N.Y.金:1317.00(-3.60)
※N.Y.原油:103.53(-0.53)
※LME銅($/t)現物 午前:7120.5(-38.5) 午後:7157.0
※NYC銅(¢/b) 7月:324.85(-1.65)
※LME銅相場
前週までの上昇で目先の利益確定の売りが出易い地合いとなった。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:770円、午後:780円、N.Y.:780円
【7月7日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:780円(7月4日より+20円)
※上海先物取引所 銅 7月51800(-490)
※上海は週明け下落。中国内スクラップも200人民元下がり、雑線価格はマイナス1円。
※さて、中国内の銅スクラップ価格がかなり独自で、国際相場と異なる動きをすることは既に有名。 LME=N.Y.(COMEX)であり、=国内銅建値であり、上海先物市場の銅まではほぼ変わらない”電気銅”の相場です。が、中国内”銅スクラップ価格”は別。
※以下はここ2週間の例です。
・6月23日(月曜):LMEは6867$  為替は1ドル=101.93円 (建値750円)
・7月7日(月曜):LMEは7116$ 為替は1ドル=102.12円 (建値780円)
※為替がほぼ同じこの2週間で、300ドル近くLME銅は上がってる、なので建値が30円上がった。非常にわかり易い(1ドル=約100円とざっくり計算)。
※では、この間に弊社の雑線価格(?)がどれだけ上がったかと言うと、たったの5円(261円→266円)。 皆さんの頭には、雑線の銅分約4割という計算がある為、30円×4割で12円くらいあがっても?とあるかもしれませんが、たったのキロ5円(Max値で見ても6円程度)。
※更に言うと、国内銅建値は6月23日の前の週=21日土曜迄は730円でした。
※国内建値で銅相場を上げ下げしている方は、2週間の間に5万も上がった!と思う。一方でLME≠中国スクラップである為、中国向け輸出モノの価格には要注意。
※雑線(コンテナ:関東地区:【7月7日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):281円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):266円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):254円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):201円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):165円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】          以上