6月10日 相場情報

御客様各位

【6月10日 日中の状況】
※為替(ドル円)1ドル=102円32銭【13:28現在】
※LME場外($/t)6678.75
※上海先物取引所 6月10日 銅 6月:48390(-330)
※中国内スクラップ(光亮銅)は前日比-200元、昨日よりちょっと円高で雑線価格はマイナス2円としました。
※雑線(コンテナ:関東地区:【6月10日13:28現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):273円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):258円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):246円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):193円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):157円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】





【6月10日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=102円53銭【6:50現在】
※N.Y.ダウ:16943(+18)
※N.Y.金:1253.90(+1.40)
※N.Y.原油:104.41(+1.57)
※LME銅($/t)現物 午前:6667.5(+7.0) 午後:6698.0
※NYC銅(¢/b) 6月:304.55(-0.75)
※LME銅相場
引き続き、中国の銅を担保とした不正融資疑惑が嫌気され下値を切り下げる動きが続いている。
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:730円、午後:730円、N.Y.:740円
【6月9日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:730円(6月9日より-20円)
※上海先物取引所 銅 6月 48720(-830)
※LME場外は、ついに6700ドルを割り込みました。国内建値も730円(-20円)、上海先物は1000人民元を超す下げ。
※中国内スクラップ(光亮銅)は前日比-400元、円安も考慮、雑線価格はマイナス2円(臨時メール)。
※建値が730円、だいぶ下がったなという印象があり、ここ1週間の相場をreviewしてみました。
※6月2日と6月9日を比べてみると、LME午前の値は7003→6652ドと結構下がってます。為替はと言うと1ドルで比べると102.34円→102.41円(TTM)なので、あまり変わらない。
※建値が750円から730円に下がるのは至極当然。5月末に760円であったことを考えると、1週間ちょいの間に建値は30円/KG(①)下がった。
※一方中国。電気銅でなくスクラップ=ピカ線(光亮銅)価格を見てみると、同じく6月2日と6月9日で、45300人民元→44800人民元に下がってます。これは日本円に直すと8〜9円/KG(②)程度です。(ドル≒人民元はほぼ固定なので、為替の影響は上述同様少ない)
※LMEの電気銅と中国内スクラップ=ピカ線とは単純に比較出来ません。が、明らかに下げ幅は中国の方が限定的。
※毎度申し上げている通り、LME=N.Y.=日本建値はほぼ成り立つ。が、=中国国内スクラップ相場ではない=成り立たない、という典型的なパターン。
※中国内は、国際相場とは全く‘全く’別の動きを強制的に作り出しており、スクラップ相場は完全に独自の相場を形成しているという話でした。(注意:上海先物取引は比較的国際相場に近い)
※雑線(コンテナ:関東地区:【6月9日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):275円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):260円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):248円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):195円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):159円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】                  以上