11月6日 相場情報

御客様各位

【11月6日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=98円58銭【6:30現在】
※N.Y.ダウ:15618(-20)
※N.Y.金:1308.1(-6.60)
※N.Y.原油:93.37(-1.25)
※LME銅($/t)現物 午前:7138.5(-41.5) 午後:7143.0
※NYC銅(¢/b) 11月:325.25(+0.50)
※LME銅相場概況
米雇用統計や中国の重要会議を週末に控え、模様眺め気分が強まった。
※国内銅建値《11月1日より750円(+10円)》
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:750円、午後:750円、N.Y.:750円

【11月5日:昨日の状況】
※上海先物取引所 11月5日  銅:月51730(-190)
※上海は小幅な値動き。スクラップ価格もほぼ変わらず、雑線価格は変更なし。
※天津地区の話。雑線に関しては同地区向けが主力となります(広東省各地域向けコンテナ、寧波・台州向けバルクも可能ですが、やや価格競争力が落ちる)。
※5日時点で天津の輸入解体業者(つまり売り先)に雑線の価格を交渉してた際、耳にした話。同地区の銅工場の買い意欲、少し落ちてます。
※所謂メーカーなので、日本でも同じですが、買いを増やしたり減らしたりを繰り返してる(特別な事件ではありません)。
※その一環で最近、1買いの数量を減らし、2買い価格を下げ、3支払条件を悪くしてる(払いが遅くていいなら買ってやるという立場)。結果、弊社の客先は手持ちの現物を現金化出来ず、新規買い付け資金に回せなかった。
※今週は寧波〜台州を回っています。寧波地区でも同じ話が出ましたが、結局、中国の非鉄製造メーカー全般に‘製品の注文が少ない’。これは今年に入りずっとの話。
※製造メーカーですから、製品が売れなければ、スクラップの需要も落ちるということ。当たり前ではありますが、スクラップの売買に影響していると思います。
中国経済自体が、かつて程よくない(&去年よりもよくない)ということを前提にする必要があります。
※雑線(コンテナ:関東地区:【11月5日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):295円/kg
②雑線(43%前後・雑中心):279円/kg
③雑線(40-43%雑中心 不安定):266円/kg
④雑線(38%前後雑中心 B線):214円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):178円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】          以上