2月26日 相場情報

御客様各位

【2月26日:日中の状況】
※為替(ドル円)1ドル=92円16銭【13:00現在】
※上海先物取引所 2月26日 銅2月: 57120(+50)
※LME場外($/t)7863.00
※雑線価格改定。マイナス4円としました。
※上海先物も、スクラップも中国は小幅上昇。
※それでも余りある劇的円高で雑線は大幅な下げ。国内銅価格も計算値が大幅に下がることから様子見で商売になりません。
※個人的なボヤキではありますが、1日足らずのうちに為替が4円(1ドルに対して、昨日の値と最高値の最大差)も動いたことは、過去にあったでしょうか?話になりません。

※雑線(コンテナ:関東地区:【2月26日13:00現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):295円/kg+α@5円
②雑線(43%前後・雑中心):283円/kg+α@5円
③雑線(40-43%雑中心 不安定):272円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):228円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):193円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】


【2月26日:今朝の状況】
※為替(ドル円):1ドル=91円33銭【7:00現在】
★イタリアの選挙を巡り一時1ドル=90円台を付けました。気違い地味た動きです。
※N.Y.ダウ:13784(+216)
※N.Y.金:1586.60(+13.80)
※N.Y.原油:93.11(-0.02))
※LME銅($/t)現物 午前:7865.5(+40.5) 午後:7816.0
※NYC銅(¢/lb) 2月:354.10(+1.10)
※LME銅相場概況
日銀の追加緩和観測の強まりとイタリア総選挙を巡る弱気報道が相殺する形となった。

※国内銅建値《2月26日より780円(-20)》
※本日時点予想計算値、ロンドン午前:770円、午後:760円、N.Y.:760円
【2月25日:昨日の状況】
※上海先物取引所 2月25日終了(セツルメント)銅 3月:57070(-320)
※LME場外相場は7900ドル前後で推移。
上海市場は300〜400人民元/mtの下げ。
※中国内スクラップも前日比200人民元下がってますが、日銀総裁人事をめぐる円安の進行で、雑線価格は変わらず。
※国内銅建値は(当然の)下げ。弊社への売り込み引き続き多いです。
※国内仕入先が持つ荷物は未だ平均価格が高く、おいそれとは出荷出来ない。かといって中国売り先側も、計算上より高くは買えないという状況。
※さて、旧正月明け中国の事情が入ってきました。以下順不同色々。基本的に大きな影響はないと判断してますが、通関や検査など多少厳格化されると思います。
・天津港、雑品(バラ船)通関は、放射能探知機の未設置を理由に現在止まっています(急遽仕向け地を変えるなど、実質的な被害出てます)。
・おそらくは、台州地域・寧波港に比べ後進の天津港の検査基準が甘いことから、中国内各地域の覇権争いから起きたことと思われます。いずれにしても一時的と予想。
・これとは別に、中国中央政府より、3月以降禁止品目の通関禁止とそれに伴うシップバックの厳格化について通達がありました。これも、毎度毎度繰り返されることで完全に日本からの輸出が止まるような事態ではないと考えてます。
・いずれにしても、春節国慶節のあとは、制度や法律が変わることが多いです。当分、注意が必要というのが中国客先や通関業社の意見。
※銅相場がピークを越え価格が下がり高値では買えないこと(a)と、中国政府・市政府・各税関が厳しいこと(b)は、別問題です、混同されぬよう!今のところ、相場なりの価格であれば、コンテナ、バラ船共に弊社としては売買が可能です。

※雑線(コンテナ:関東地区:【2月25日現在】
①雑線(44〜45%・赤中心):299円/kg+α@5円
②雑線(43%前後・雑中心):287円/kg+α@5円
③雑線(40-43%雑中心 不安定):276円kg
④雑線 (38%前後雑中心 B線):232円/kg
⑤雑線(家電線・弱電):197円/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】    以上