12月10日 相場情報

御客様各位
【12月10日:今朝の状況】
※為替(ドル円)1ドル=77円50銭【5:50現在】
※N.Y.ダウ:12184(+187)
※N.Y.金:1716.8(+3.40)
※N.Y.原油:99.41(+1.07)
※LME銅($/t)現物 午前:7800.5(0) 午後:7777.0
※NYC銅(¢/lb) 12月:354.7(+5.75)
※LME銅相場概況
EU首脳会議で当面の債務危機対策が決まったことや、この日発表になったミシガン大消費者信頼感指数が強い内容となったことなどから買い戻しが優勢となった。

※国内銅建値《12月1日より650円(+50円)》:本日時点予想計算値、ロンドン午前:650円、午後:650円、N.Y.:650円

【12月9日:昨日の状況】※上海先物取引所 12月9日終了(セツルメント)銅 12月:57790(-370)
上海市場も中国内スクラップも小幅ながら下げました。雑線価格はマイナス1円(臨時メール)。
※昨日第一報を入れましたが、日本の年度末年始にかけ、”中国ライセンスの問題”で、コンテナ詰めに影響がありそうです。 
これ自体は毎年のことですが、どの程度影響があるかは、その年により状況異なります。
※まずライセンスとは、中国の客先が中国に輸入する際に必要なライセンスであり、年一回更新(暦年の年末年始)。 
ライセンスの更新自体は、不安視していません、いずれ更新・取得出来る。
※今年のライセンスは暦年の年末12月31日までしか使用不可につき、コンテナを(念のため)12月25日までには天津港・寧波港に到着するようにとの指示がありました(客先複数社より)。
※そうしないと中国の港に到着した貨物を、中国側に通関することが出来ず、コンテナの延滞料がかかっていまう。=だから12月後半は、コンテナ荷物を買わない!と言っています。 ≪余談:延滞料がそんなに高いのか?などと思ってしまいますが・・・。≫
※まず100%年内到着の為には、来週12月15日(木曜)までにはコンテナに詰めないと、間に合わない。
※問題はその後です。 日本の仕事納め迄にはまだあと約2週間あり、その間コンテナ詰めが全く出来ない可能性も想定しています。 仮に、中国と契約はしても、コンテナ詰めが出来ず、日本側のヤード(弊社ヤード・仕入先お客様ヤード)に置いておくということになると、弊社→仕入先への支払いに影響があります。=資金回らず。
※で、これがいつまで続くのか?が問題で、客先に因り言うことが異なる。12月末?・1月1週目?・1月15日まで?・・・(不明)。 
※今後、糞詰まり状態になり、売れ行きが悪くなることは間違いない為、ご注意下さい。また、弊社より仕入先お客様には、年末の予定を前倒しで伺います。
※雑線(コンテナ:関東地区:【12月9日現在】
?雑線(44〜45%・赤中心):245円/kg
?雑線(43%前後・雑中心):230円/kg
?雑線(40-43%雑中心 不安定):220円kg
?雑線 (38%前後雑中心 B線):175円/kg
?雑線(家電線・弱電):140/kg
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
【注意3:価格は全てコンテナ単位の数量を基準にしています】
以上