4月6日 相場情報

御客様各位
【4月6日:今朝の状況】
※為替(ドル円)1ドル=84円95銭【6:30現在】
※N.Y.ダウ:12394(-6)
※N.Y.金:1452.5(+19.50)
※N.Y.原油:108.34(-0.13)
※LME銅($/t)現物 午前:9251.5(-168.5) 午後:9356.0
※NYC銅(¢/lb) 4月:425.80(+1.15)
※LME銅相場概況
中国が利上げを発表したことに反応して下落する場面もあったが、後半は米経済指標の後退を嫌気したドル安を手掛かりに買い戻され、小幅なからプラス圏に浮上して終了した。
※国内銅建値《3月25日より830円(+10円)》:本日時点予想計算値、ロンドン午前:840円、午後:840円、N.Y.:850円

【4月5日:昨日の状況】
※上海先物取引所 4月5日終了(セツルメント)銅 4月:休場
※中国の状況についてa〜c
aaa ≪価格水準≫
※月曜、火曜と中国は休暇(清明節)。
※この間、欧米相場、為替が大きくは動かなかった為、雑線価格は変わらず(但し買い気が落ちてきており、若干下げ圧力)。
bbb ≪雑品≫
※さて、今日も、中心は雑品の話題。
※4日(月)、5日(火)で、状況がかなり変わってきました。
※結論を先に述べると、台州港・寧波港向けのバラ船(雑品)は、一時的にせよ、東日本地域で、大部分止まることになりそうです(予想)。
※いろいろな”噂”はあります。だいたいの話は中国の港で通関が出来ず、船が帰って来ると言う話です。
※しかし結局今の処、中国当局からの輸入禁止阻止などの通達は出ていません。つまり、今でも中国向けにバラ船で雑品を輸出することは可能です。【誤解のないよう、一切禁止はされていない】
※問題は”買い手がいない”ことです。
※雑品の流通経路はこのようになってます。?在・日本の集荷業者(全国各港) → ?在・日本の輸出業者 → 海(国境) → ?在・中国客先
※?と?を両方やっている会社が多い為、わかりづらいのですが、?は中国人(乃至中国系商社)である場合が多いです。
※実際に輸出している?輸出業者(中国人)が、輸出した先の中国で通関が出来ず船が帰って来ると、その莫大経費が無駄になり大きな損失を被ります。=だから、中国の検査がうるさくなってる、今は買わない。
※仮に?日本の港で集荷している業者が、雑品を購入し続けても、?輸出業者が”買わなければ”雑品を集荷しても意味がありません。
※そこで、?港の集荷業者が”買い止め”を始めたという訳です。
※雑品の流通がここまで止まっていまうのは、過去にない大きな事態。
※今後、いわゆる雑品が輸出出来ず、日本国内でシュレッタ−処理する必要に迫られると、取引価格が一気に下がる可能性があります。=コストは日本国内処理の方が高い為。要注意です。
ccc ≪コンテナ≫
※コンテナ船は、雑品に比べロットは小さく、仕向地も異なりますが、大丈夫という訳ではありません。
※雑品同様、?在・中国客先が、中国輸入通関が出来ないことを心配し始め、一部ではありますが、新規契約しない例も出てきました。
※大地震後、日本を出国したコンテナが、中国で無事に輸入通関出来るのを見てから、次のロットを契約したい意向。
※雑品のような事態にならないことを祈るばかりです。
※雑線(コンテナ:関東地区:【4月5日現在】
?雑線(下=38-40%):250〜264円/kg
?雑線(普通=40-41%):264〜271円/kg
?雑線(上=42-43%):278〜285円kg
?雑線(特上=44-45%):292〜299円/kg
?雑線(Fケーブル中心:44%):296円/kg
・?の項目は、室内配線が中心、赤=ピカ線が多く且つビニールがすべて再利用可。歩留まりは44%程度
・45〜50%の線も購入可能、別途見積ります。
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】 以上