12月14日 相場情報

御客様各位
【12月14日:今朝の状況】
※為替(ドル円)1ドル=83円41銭 【6:20現在】
※N.Y.ダウ:11429(+18)
※N.Y.金:1398.0(+13.10)
※N.Y.原油:88.61(+0.82)
※LME銅($/t)現物 午前:9211.0(+95.0) 午後:9297.0
※NYC銅(¢/lb) 12月:419.95(+9.45)
※LME銅相場概況:
中国が利上げを見送ったことが好感されリスク資産への資金流入が加速、9200ドル台に急続騰して過去最高値を大幅に塗り替えた。

※国内銅建値《12月9日より800円(+20円)》:本日時点予想計算値、ロンドン午前:830円、午後:830円、N.Y.:830円

【12月13日:昨日の状況】
※上海先物取引所 12月13日終了(セツルメント)銅 12月:67240(+1050) 2月68270(+1260)
※週明け上海電気銅は上昇。プラス1000人民元/mt程度で終日推移。
※スクラップ価格も上昇しましたが500人民元程度。※雑線は臨時メールの通り改定、+2円/kg
※今後、気をつけるべきは、中国の上海先物(電気銅)とスクラップ(ピカ線など)との動きの違い。
※最近の中国は、国に因る統制で、スクラップ価格を抑えています。
※上海先物市場(電気銅)はLMEと並行して動くも、ピカ線は中国内で発表されている価格であり、上げ幅が異なる=小さい。
※分かり易く例えれば、日本で銅建値が30円上がれば、だいたいピカ線も25円~30円くらい上がるのか?との頭が働きます。一方、中国の今は、電気銅が30円上がっても、せいぜいピカ線は10円、下手するともっと少ない。因って、銅相場自体が上がれば上がるほど、その差が開いていく。
※具体的に、?2ヶ月前10月13日と、?昨日12月13日とを比較。中国国内、電気銅とピカ線の差は、?二ヶ月前には、6950人民元しか離れていないの、昨日は9000人民元と、その差が開いている。
※つらつらと書きましたが、、、
※【結論】LME=建値や、上海先物市場に合わせて、中国スクラップ価格は上がらない。雑線価格を、国内建値に連れて上げてしまうと、中国向けに思ったほど上がらない。となる為、注意が必要です。
※雑線(コンテナ:関東地区:【12月13日現在】
?雑線(下=38-40%):225〜239円/kg
?雑線(普通=40-41%):239〜246円/kg
?雑線(上=42-43%):253〜260円/kg
?雑線(特上=44-45%):267〜274円/kg
?雑線(Fケーブル中心:44%):270円/kg
?の項目は、室内配線が中心、赤=ピカ線が多く且つビニールがすべて再利用可。
歩留まりは44%程度。
・45〜50%の線も購入可能、別途見積ります。
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
以上