8月3日 相場情報

御客様各位
【8月3日:今朝の状況】
※為替(ドル円)1ドル=86円53銭 【7:40現在】
※N.Y.ダウ:10674(+208)
※N.Y.金:1185.4(+1.50)
※N.Y.原油:81.34(+2.39)
※LME銅($/t)現物 午前:7336.0(+141.0) 午後:7416.0
※NYC銅(¢/lb) 8月:338.50(+7.80)
※LME銅相場概況:
欧米の株価上昇で世界経済回復期待が盛り上がり、金属需要の増加を織り込む形でメタル全般が大幅高となった。
※国内銅建値《8月2日より670円(+10円)》:本日時点予想計算値、ロンドン午前:690円、午後:700円、N.Y.:700円

【8月2日:昨日の状況】
※上海先物取引所 8月2日終了(セツルメント)銅 8月: 57510(+1320) 10月:57470(+1290)
(8月2日の動き:)
上海電気銅は、週明け大幅な上昇。
※中国国内のスクラップも、500人民元/mt上昇しました。
※が、★中国国内、電気銅≠銅スクラップなので注意必要です≪詳細下部≫。
※雑線は改定、計算上、先週末比2~3円のプラスですが、微調整も含めプラス4円/kgとしました。中心価格は、関東地区(43%コンテナ詰)=240~241円/kg。
(この二週間の動き:)
※上述の通り、中国国内上海電気銅は、LME、日本国内建値とほぼ連動する為、上昇幅大きいですが、中国国内スクラップ価格は別の動きです。
※日本国内銅建値は、:7月20日と8月2日で比べると610円→670円と60円/KG上昇。当然LMEの上昇を受けて連動。この間上海の電気銅は4000~4150人民元/MT上昇。これは日本円に換算すると53円/KGになるので、国際相場に連動していると言えます。
※これに対し、中国国内スクラップ。 中国国内の“ピカ線”の価格上昇見ると、この間1900人民元/MT=日本円に換算して24円/KG程度しか上がっていない。
※ちなみに雑線価格はその4割程度なので10円程度しか上げられない(今日の改定で、のべ12円アップとなっています)
※LMEや国内銅建値の上昇幅で、雑線価格を計算するとズレが大きくなっていきますので、注意が必要です。弊社提示価格と極端に違う価格は、見越し(上げ予測による先買い)だと思います。
(出張先=中国客先の動き:)
※天津の客先各社は相場下落に因り、ここ数ヶ月間、在庫の銅を処分出来なかったり、売れる価格のモノを少しずつ処分してきました。その際、損切りや、入れ替えを行い、かなり苦戦。
※しかしここ2週間の相場上昇で、かなりの不良在庫を処分出来ています。つまり売却し手元資金が出来ています。
※そういう意味では、塩漬け在庫が増え続けた5月6月に比べると余裕がやっと出来てきています。
※但し、銅相場の水準が高いことに警戒感があり、今後、その資金を投入して買い漁るかは別問題、慎重に考えています。
・・・最も、日本国内と同じことですが。
※雑線(コンテナ:関東地区:【8月2日現在】)
?雑線(下=38-40%):210〜222円/kg
?雑線(普通=40-41%):222〜228 円/kg
?雑線(上=42-43%):234〜240円/kg
?雑線(特上=44-45%):246〜252/kg
?雑線(Fケーブル中心:44%):249円/kg
・?の項目は、室内配線中、赤=ピカ線が多く且つビニールがすべて再利用可。歩留まりは44%程度。
・45〜50%の線も購入可能、別途見積ります。
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
★相場情報:予定変更して流しています。
以上