6月22日 相場情報

御客様各位
【6月22日:今朝の状況】
※為替(ドル円)1ドル=90円99銭 【6:20現在】
※N.Y.ダウ:10442(-8)
※N.Y.金:1240.7(-17.60)
※N.Y.原油:77.82(+0.64)
※LME銅($/t)現物 午前:6607.0(+291.5) 午後:6597.0
※NYC銅(¢/lb) 6月:293.90(+5.80)
※LME銅相場概況:
中国の「人民元柔軟化政策」が世界経済に対してプラスに働くとの見方が市場に広がり、アジア時間にリスク選好の買戻しで急騰。
ただ後半は利益確定の売りに押され上値を削った。
※国内銅建値《6月17日より650円(+20円)》:本日時点予想計算値、ロンドン午前:660円、午後:660円、N.Y.:650円
【6月21日:昨日の状況】
※上海先物取引所 銅 
7月:53080(+1380) 9月:52710(+1350)
※上海電気銅は大幅な上昇。午後になり上昇幅は拡大。ピークで2000人民元を越える上昇が、夕方にかけ下げた。
※中国のスクラップに関しては、先週末と全く変わらず(いつも直ぐには反応しない為、今後の動向は不明)。
※銅など非鉄に限った話ではなく、人民元の切り上げに関して為替、株価などに影響大きい1日でした。
※非鉄スクラップ業種に関しては、取り立ててこの人民元高を背景に、何か動きがあるとのニュースはなし。
※確かに中国客先側にすれば、輸入取引につき、自国通貨切り上げは有利。但し、その比率はあまりに僅か。銅相場の上げ下げの割に、為替の“元高”は、影響小さいと考えるべきでしょう。
※具体的には、昨日の人民元上昇率は最大で0.45%でした。1日の上げ下げ幅を最大で0.5%迄としている中国人民銀行にしてみれば、最大限に人民元切り上げ容認をアピールした形。
※しかし銅相場と比べると、仮に銅の価格が先週末と同じ約6500ドルだった場合、銅価格が3〜4ドル(=0.5%)上がっただけ、たったの・・・(片やLMEでは100ドル200ドルすぐ動くのに対して)。
※今後、中国として徐々に人民元高を容認すべき=輸入を増やすべきことは、国際認識ありですが、我々の商売として、直接的な影響はくないと考えます。
※雑線(コンテナ:関東地区:【6月21日現在】)
?雑線(下=38-40%):195〜207円/kg
?雑線(普通=40-41%):207〜213 円/kg
?雑線(上=42-43%):219〜225円/kg
?雑線(特上=44-45%):231〜237/kg
?雑線(Fケーブル中心:44%):234円/kg
・?の項目は、室内配線中、赤=ピカ線が多く且つビニールがすべて再利用可。歩留まりは44%程度。
・45〜50%の線も購入可能、別途見積ります。
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用】
以上