2月24日 相場情報

《定番の質問》

【2月25日:今朝の状況】

※為替(ドル/円)ドル=154円65銭【08:30現在】

※N.Y.ダウ:48,804.06(-821.91)

※銅LMEセツルメント($/t)  
     ①午前売:12832.0(+82)
 ②午後売:ー

※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス) 
     ③銅:5.773(-0.058)
 ④金:5204.7(+145.4)

※WTI 原油先物($/bbl)  
     ⑤66.31(-0.08)

※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg) 
    ①ロンドン午前:2040円 
    ②ロンドン午後:ー  
    ③N.Y.:2020円

※ニューヨーク為替引値(円)
154.74-154.75(0.31円高-0.35円高)

【2月23日:昨日の状況】
※国内銅建値2070円(2月20日より+50円)

《定番の質問》

※銀行マンが弊社に対ししてくる定番の質問が、「相場リスクをどうヘッジするか?」です。
例えば、弊社が銅スクラップを1億円分在庫をしているとして、銅相場が10%下落したら
1,000万円、20%下落したら2,000万円含み損が出ることになるが、そのリスクに対してどの
ようなヘッジする方法があるのか?御社はヘッジをしているのか?と聞いてきます。
(まあ、大抵の場合、その銀行営業マンは、同行の審査部から言われた質問をそのまま聞いて
くるだけ、で、更に言うと銀行の審査部も大して考えず、思いついたリスクをとりあえず聞い
ている、だけ。深く考えているとは思えない。笑)

※ちなみに、小生の答えとしては以下のようになります。
 ①荷物の仕入れ契約と同時にその荷物の売り契約をする(出合取引)。
 ②荷物の仕入れ契約をした後、なるべく早くその荷物の売り契約をする。
 ③被覆線スクラップを仕入れ契約した時点で、ナゲット加工後該当する製品
  (ナゲット銅)の売り契約を決める。(⓵に酷似)
 ④ヤード在庫の量自体をなるべく減らす。
 ⑤ヤード在庫の平均単価をなるべく下げておく(相場が下がっても荷物を
  売りやすい状態にしておく・現金化しやすくしておく)。
 ⑥赤字であっても損切りをして荷物を売る(傷が浅いうちに損を確定する)。

※とまあ、これくらいヘッジ方法を並べておけば、それを論破してまで、相場リスクヘッジは
できない!と主張できる銀行員はいないので、質問に対する説明など楽勝です!銀行印の質問
なぞ、へっちゃら・へっちゃら。

※ところが・・・。
鉄・非鉄金属スクラップの仕事で、特にヤードに自社在庫を持って事業をしている会社の場合、
「相場リスクに対する100%のヘッジは出来ません」。つまり、相場が下がった場合、相場
下落による含み損は必ず・絶対に出ます! 残念ながら。
※なので弊社に金を貸している立場の銀行が、相場リスクを心配してくることは、まっとうな
考え方:まっとうな指摘なのです。

※重要になるのは相場リスクがあることを認識した上で、相場が下落した際、
A:含み損の金額をどのくらいに留めるか?
B:含み損がある状態で会社の運転資金を回すか?
C:どれくらいのスパン(期間)で含み損とプラス(利益)と相殺させるか?であります。会社
として、相場商品を“現物”で取り扱っていて、相場下落のリスクを1円も出すな!という方が
無理芸ですし、問題は相場下落に備えることと、そのあとの対処方法なのです。

おまけ:
そもそもリスクを伴わない事業など存在しない。No risk no return.

以上