2月22日 相場情報

お客様各位

【2月22日:今朝の状況】

※為替(ドル/円)ドル=150円33銭【08:30現在】

※N.Y.ダウ:38,612.24(+48.44)

※銅LMEセツルメント($/t)
     ①午前売:8472.0(+105.5)
     ②午後売:—

※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
     ③銅:3.8745(+0.008)
     ④金:2022.3(-5.2)

※WTI 原油先物($/bbl)
     ⑤77.91 (-0.27)

※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
     ①ロンドン午前:1320円
     ②ロンドン午後:—
     ③N.Y. : 1330円

※ニューヨーク為替引値(円)

150.28-150.31(0.29円安-0.29円安)

【2月21日:昨日の状況】

※国内銅建値1310円 (2月19日より+40円)

《非鉄スクラップの輸出増加》

※2月22日付日刊産業新聞、非鉄面トップに「原料問屋に
危機感」「非鉄スクラップの輸出増加」という記事が掲載
されました。
(この内容は、別途、YouTube動画を作成します)
※簡単にまとめると、中国が国の政策としてスクラップ購
入を進めていて、日本から中国への輸出が増え、今後減る
ことは考えにくい。

※本件、記事中にある東京非鉄金属商工協同組合の市況対
策委員会(小生も出席)で話題になりました。その際、日
刊市況通信社様の講義資料(レジュメ)がよくまとまって
いるので、内容をまるパクりで記載させて頂きます。
ポイント①~⑤

①銅、アルミスクラップの輸出量は2020年以降、一段と
増加23年の暦年実績は銅が37万トン(前年比19%増)、ア
ルミが46万トン(同5%増)
②銅スクラップの「輸出単価」は20年以降に大幅上昇中
国の新規格「再生原料」適用で高品位スクラップの輸出
増加→単価が高騰
③銅スクラップの23年の輸出単価921円/㎏、20年比で
554円上昇高品位スクラップの比率増、23年は日本国内
「ウワ物」の需要不振も要因?
④アルミスクラップ輸出は5年連続で過去最多を更新中国
23年末より輸入基準を一部改正→24年は「合金削り粉」
など一段増の可能性

※で最後のポイント一つが秀逸
⑤一方、鉄スクラップ輸出は~20年までに比べ近年は減
少傾向
23年実績693万トン、20年937万トンに比べ26%減、国内
電炉「輸出防衛」を標榜

※つまり、銅・アルミは輸出量が増え続けてる一方、鉄は
それを防ぐ措置を取っていて、非鉄と鉄で、両極端な状況
にあるということです。
※資源ナショナリズムをどう考えるか?です。

※雑線(ヤード持込):【2月21日現在】
【1】ワイヤーハーネス:470円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):450円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):380円前後
【4】雑線B :280-310円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】 
   
以上