2月17日 相場情報

お客様各位
217日:今朝の状況】


※為替(ドル/円):1ドル=105円98銭【‪‪07:00現在】

※N.Y.ダウ:31,522(+64)

※銅LMEセツルメント

 午前売: 8439.5(+23)
 午後売: 8410

※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
 :3.848(+0.046)
 金:1797.2(-24.4)

※WTI原油先物
 原油:60.05(+0.58)

※本日時点予想計算値:国内銅建値
 ロンドン午前:940
 ロンドン午後:940
 ③N.Y.:950
 
※ニューヨーク為替引値(円)
106.04-106.05

216日:昨日の状況】

※国内銅建値920円(2月15日より+30円)



《銅相場と決算》

※建値920円のインパクトは大きいですね。

※今のうちに荷物を売っておきたいというoffer、

つまり売込みが多い気がします。 ある意味当たり前

の話で、ここまで山を登ってくれば、後はどこかで

下がるだろうと想像する人が多いのでしょう。


※さて銅系商品を多く扱う方は、目の前の商売と

共に、決算のことも考える必要があります。


例えば、3月末決算のある会社に200トンの銅くず

在庫が常にあるとします。 

その日その日の商売で、荷物の売り買いを繰り返して

いるので、多少の増減はありますが、結局、手持の

銅くずの在庫量は変わらないとしましょう。


新しい会計年度を4月1日にスタートし、最終日

つまり決算である日3月31日にも、銅くず在庫が

200トンあるとする。

銅相場が安かった昨年41日時点の相場で、

銅くずの仕入価格が500円だと、在庫の合計金額は

1億円(500/kgX200t1億円)となります。 

それが、今年の331日時点で銅価格が1.5倍に

上がり750円となれば、在庫も15千万円(750

/kgX200t1.5億円)となります。


在庫以外全ての利益(+)と全ての経費(ー)を

計算すると、この1年間、会社はトントンで、

商売上利益ゼロだとしても、在庫の価値が上がって

プラス5,000万円となります。

 

在庫の評価計算方法には色々ありますが、

最終仕入原価法を採用している会社は、3月31日

銅くずを750円で仕入れた場合、

「ほかの在庫を買った時は500円だった」と主張して

も税務署には通らず、在庫200トン全部を750円で

計算する必要があります。


法人税、地方税、市民税など合わせると実効税率は

大体50%近くになりますから、5,000万円の約半分

2,500万円を税金として納める必要となります。


https://会計.tokyo/archives/2032

clubhouseのリサオタroom動画です】

https://youtu.be/X5udtI0EvTY


雑線(湘南ヤード持込):【216日現在】
【1】ワイヤーハーネス:320円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):290円前後
【3】雑線・一般(4243%):260円前後
【4】雑線B 170-220 
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】