《社長(ファンドマネージャー)の業績》
【12月25日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=155円94銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:48,731.16(+288.75)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:12253.0(+183)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:5.4985(+0.0225)
④金:4480.6(-2.2)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤58.35(-0.03)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1960円
②ロンドン午後:ー
③N.Y.:1940円
※ニューヨーク為替引値(円)
155.93-155.94(0.28円高-0.3円高)
【12月24日:昨日の状況】
※国内銅建値1920円(12月23日より+40円)
《社長(ファンドマネージャー)の業績》
※昨日のコラムでのquiz!
『昨日12/24現在の国内銅建値は1,920円です。
では今年2025年の年初、1月6日の銅建値はいくらだったでしょうか?』
答えは、『1,430円』でした。
※今年1年間で銅建値が1,430円→1,920円に上昇したということは、約
34%銅価格が上昇したことを意味します。
※つまり、あなたのヤードに、今年2025年の1月1日仮に1億円の銅スク
ラップ在庫(≒1,500円/kgX66トン)があり、それが、1年間全く増減
なく(ヤードに入出荷なく)、クリスマスの今日12月25日まで、置きっ
ぱなしのままだと、その価値は34%上昇し、在庫価値が1億3,400万円に
なったことになります。
※この1年間、あなたのヤードは門を閉めっぱなしで、一度も開けた
ことがない。当然トラックの出入りは一度もない。なんならフォーク
リフトを動かすこともなく、ヤードスタッフは、朝から晩まで昼寝をし、
鼻くそをほじくっているだけで、3,400万円の利益が出たことになります。
※問題はここから。
※実際に1億円の銅スクラップ在庫を持つくらいの金属スクラップ問屋は、
日本中に結構な数があります。社長以下従業員合計5〜10人くらいの
〇〇商店・〇〇金属でしょうか!?
※一般的にその規模の問屋、実際には、毎日のようにヤードの門を開け、
4トンか大型トラックを出入りさせ、朝から晩までフォークリフトを動か
して、スタッフは汗まみれで仕事をしている。
ですから今年12月末に決算を迎えるその問屋は、3,400万円“以上”の利
益が出て当たり前であり、利益がそれを下回る場合及第点とは言えない
(何もしなくても利益が3,400万円なので)。
※その会社の社長?営業部長?、いずれにしても、売買に責任をもって
いるあなたの会社のファンドマネージャー(資金運用責任者は)、在庫
資金の34%以上の利益を出して当たり前。
むしろそれ以上の利益を出せていない(利益が在庫資金の34%未満であ
る)と、【昼寝・鼻くそほじくりヤード】に、資金運用業績で負けた
ことになります。
※勝ち・負けの基準は以下です。
皆様、よ~く自分の会社の『在庫量(1/1次点)』と、『12/末実績
(利益)』を確認して下さい。
※年初銅在庫100万円の問屋 →利益34万円で当然
※年初銅在庫1,000万円の問屋 →利益340万円で当然
※年初銅在庫1億円の問屋 →利益3,400万円で当然
※年初銅在庫10億円の問屋 →利益3億4,000万円で当然
【お知らせ】
12/29〜1/2まで相場情報をお休み致します。
再開は、来年2026年1月5日を予定しております。
以上