12月18日 相場情報

お客様各位
1218日:今朝の状況】

 

為替(ドル/円):1ドル=10311銭【07:30現在】

N.Y.ダウ:30,303(+148)

 LMEセツルメント

 午前: 7893(+70)

 午後: 7909.5

 

 COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)

 銅:3.597(+0.043)

 金:1887.2(+31.1)

 

WTI原油先物

 原油:48.36(+0.54)

 

本日時点予想計算値:国内銅建値

 ロンドン午前:860

 ロンドン午後:860

 ③N.Y.870

 

ニューヨーク為替引値()

103.1-103.13

 

1217日:昨日の状況】

 国内銅建値850(1216日より-10)

 

11月以後の中国向け銅系スクラップ》

 11月から新制度の運用を始めた中国 銅系再生

資源(まあ、スクラップのこと)YouTube

2.3本をアップし説明すべきとこです(が、結構、

編集が面倒でして、、ポリポリ)。

ブログandメール読者様方々に、目下の状況を、

かいつまんで報告致します。

 

1)現在、中国輸入通関は旧方式と新方式の

2パターンが併用されてます。

旧方式はライセンスを必要としますが品質基準緩め。

新方式はライセンスは不要ですが、品質基準

うるさい。

内は、どちらでも通関可能。

来年からは、新方式オンリーなので、品質基準は

必ず厳しくなります)

 

2)中国輸入時の税金も分かってきました。一部の

新聞には新方式では無税とありましたが、これはデマ

で、税金はかかります。

 

3)但し、思ったほどには税金が高くなく、結果、

予想していなかった上物(ピカ線や一号銅)迄、日本

から中国向けに輸出されている。

 

4価格的には、国内向けより中国向けの方が安い

ので、日本から闇雲に中国向けにはならない。

が、国内メーカーの買い意欲が依然低く、国内で

あぶれたロットは、多少安値でも中国向けとなって

いる。

 

5)中国メーカーが、11月から銅系再生資源を買い

始めた!というのも誤り。 中国メーカーは、雑品・

雑線輸入が止まった2018年末以降、ずっと原料不足

で、ずっと荷物を買っている。

11月から変わったのは、中国の商社・ブローカー。

メーカーだけが所有してた輸入ライセンスが不要と

なった為、新たにマーケットへ参入者が増えた。

その新参者がやたらと、日本へ買い付けに来てる。

 

6)折りからの銅相場上昇で、ラッキーパンチ(注

当たった商社・ブローカーは、引き続き儲け

ようと、買い付けを継続している。

 

 ラッキーパンチ

ラッキーパンチとは「ボクシングにおいて、実力が

低い選手が繰り出したパンチが、偶然相手の選手に

クリーンヒットし、倒してしまうような場面で使用

される言葉。」

 

雑線(湘南ヤード持込):【1217日現在】

【1】ワイヤーハーネス:290円前後

【2】雑線エフケーブル(VVF):260円前後

【3】雑線・一般(4243%):230円前後

【4】雑線140-190 

【5】家電線:付き物を取り売買可

【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】

【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】