《国内銅建値1,900円/kg》
【12月15日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=155円80銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:48,458.05(-245.96)
【12月13日:先週末の状況】
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売: 11816(+76)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 5.2835(-0.1435)
④金: 4300.1(+14.6)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤57.44(-0.16)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1890円
②ロンドン午後:ー
③N.Y.:1870円
※ニューヨーク為替引値(円)
155.81-155.84(0.24円安-0.23円安)
【12月14日:昨日の状況】
※国内銅建値1900円(12月12日より+50円)
《国内銅建値1,900円/kg》
※先週、JX金属の発表する国内銅建値が、またも過去最高値を
更新し、1,900円/kgとなりました。
もはや2,000円/kgも目前に迫る勢いです。
※小生は、90年代後半だと思うのですが、戦後最安値として国内
銅建値が200円/kgを付けたことがあったと記憶しております。
(ご存知の方教えてください)。
もしそれが正しいと、僅か30年あまりの内に、銅建値1,900円で
あっても9.5倍、本当に2,000円を付けることになれば、ちょうど
10倍になったことになります。
※橋本興産のHP(添付)を見ると、1999年の、1月、2月の建値
月間平均が201.5円とあるので、やはりこの頃、銅建値としては
最安値を付けていたと思われます。
※さてそんな中、弊社社内の会議で話題に上ったのが、銅スク
ラップの価格を算出する際に、建値を使うか、LMEを使うかと
いう議論です。
※結論を言ってしまうと、絶対にLMEを基準にすべきです。
※ご存知の通り、LMEは場外相場も含めれば24時間動いている
わけで、最も最新の価格が反映されています。一方、JX社が発表
する国内銅建値はLMEをベースに為替を考慮し算出していますが、
発表されたら基本“中二日“、緊急であっても“中一日“を空けない
と変わりません。
つまりタイムリーに最新の価格を反映していません。
※建値は非常に分かりやすいので、1日にそんなに何度も価格を
確認されない方にとっては「わかりやすい」というメリットは
ありますが、これだけ銅の価格が高く、1日の間でも劇的に動く
銅価格を決めるには、より最新のよりタイムリーな価格を採用
すべきです。
https://www.hashimoto-kosan.jp/copper/#anc03
以上