11月1日 相場情報

 

お客様各位

【11月1日:今朝の状況】

※為替(ドル/円)ドル=148円72銭【‪‪07:11現在】
※N.Y.ダウ: 32,732.95(-128.85)

※銅LMEセツルメント($/t)
 ①午前売 : 7525.0(-138.5)
 ②午後売 : 7541.5

※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
 ③銅 : 3.4135(-0.0525)
     ④金 : 1635.9(-3.7)

※WTI原油先物($/bbl)
 ⑤原油:86.53(-1.37)

※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
 ①ロンドン午前:1170円
 ②ロンドン午後:1170円
 ③N.Y. : 1170円
 
※ニューヨーク為替引値(円)
 148.71-148.74(1.26円安-1.26円安)

【10月31日:昨日の状況】

※国内銅建値1200円(10月27日より+10円)

《雑線取り合いの原因は》

※昨日、新聞記者より「市中は物不足で、雑線は取
り合いだと聞いた。原因は何ですか?」と質問され
ました。
※雑線に限らず、鉄・非鉄金属スクラップは、普段
から価格競争で、物は原則取り合いです。水は低き
にモノは高きに流れるので、取引では常に価格競争
がなされております。
※一般の方からは馴染みがないのですが、金属スク
ラップは販売の競争(買手市場)ではなく、仕入れ
の競争(売手市場)なので、荷物を持っている方が
強い。
価格競争とは、つまり価格による集荷競争なわけで
す。

※それに加えて、昨今、日本国内でナゲット加工設
備を導入した業者が多いことが、取り合い“激化”
原因の一つと思われます。
※一度、加工設備を導入すると、その機械を動かさ
ないでいることがコストとなる為、原料(この場合
雑線)を集めざるを得ない。
※つまり作業員や数千万円の設備が遊んでしまうの
であれば、仕入価格が高い雑線を投入しても、人と
機械を動かしておいた方がマシだと、原料を無理し
て確保するようになる。

※確かに、どう考えても採算に合わないような、雑
線価格が、市中に出回っていると思われるこの頃で
す。

※雑線(ヤード持込):【10月31日現在】

【1】ワイヤーハーネス:430円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):400円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):360円前後
【4】雑線B :260-290円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】

以上