10月9日 相場情報

《中国景気・肌感》

【10月9日:今朝の状況】

※為替(ドル/円)ドル=152円61銭【08:30現在】

※N.Y.ダウ:46,601.78(-1.2)

※銅LMEセツルメント($/t) 
 ①午前売:10738.0(+95)
 ②午後売:ー

※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
 ③銅:5.046(-0.002)
 ④金:4043.3(-66.7)

※WTI 原油先物($/bbl) 
 ⑤ 62.55(+0.82)

※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
 ①ロンドン午前:1690円 
 ②ロンドン午後:ー 
 ③N.Y.:1750円

※ニューヨーク為替引値(円)
152.68-152.69(0.78円安-0.78円安)

【10月8日:昨日の状況】
※国内銅建値1680円(10月8日より+30円)

《中国景気・肌感》

※先週1週間中国にいたので、最近の街角の雰囲気・景気をご報告。
※派手で大掛かりな結婚披露宴に参加してきたので、錯覚しがちですが、やはり中国の景気は、
ピーク時と比べると良くないのだと思います。勿論、中国経済が崩壊するー!みたいなことは
ないと思いますが、景気は全盛期を超えていると感じます。

※まず自慢のマッサージ係数(足裏マッサージの料金を比べてその国の物価を比較しようという、
小生が世界で初めて発明した係数)。現地、天津地域でのマッサージは、今回、1時間218人民元
でした。今のレートで換算すると、日本円で1時間4,360円となります。安い!これ、東南アジア
のタイやマレーシアと変わらないか、下手すると更に安いです。勿論、料金は店によっても変わ
るのですがとにかくピーク時に比べ安く、デフレを感じます。

※次に不動産。何度かこのコラムでも紹介していますが、中国の不動産価格のピークは恐らく
2017年頃で、それ以降は下がる一方です。地域差もあるので一概には言えないのですが、現在
2025年の価格はピーク時の約半分くらいなのだと思います。不動産を持っている人は、10年前の
半分の価格で売り出しても買い手が付かないと言っています。

※そして飲食店、特に景気が良い頃に流行っていたKTVなるカラオケ(日本のクラブに相当)は、
高級であった店ほど潰れて存在していません。日本も同じですが、景気が悪くなると一番先に
接待交際費が削減され、その煽りを受けているのだと思います。特に中国社会では、役人への
接待が多かった為、その取り締まりが厳しくなると高級クラブほど行き詰まります(つまり接待
では行くが、自分の金では行かない)。今回、そうした潰れたクラブを何軒か見かけました。

以上