《ファンド》
【10月7日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=150円31銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:46,694.97(-63.31)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:10609.5(+72)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:4.987(-0.071)
④金:3948.5(+67.7)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤ 61.69(+0.81)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1650円
②ロンドン午後:ー
③N.Y.:1700円
※ニューヨーク為替引値(円)
150.35-150.36(2.91円安-2.89円安)
【10月6日:昨日の状況】
※国内銅建値1650円(10月6日より+80円)
《ファンド》
紅久、ファンドと資本提携
「マテリサ」連合第1号
金属リサイクル大手の紅久(本社=愛知県豊橋市、三浦裕司社長)は、ファンド運営会社の
企業支援総合研究所(本社=東京都中央区、前田拓代表パートナー、以下CSRI)が今月1日
に設立した、金属リサイクル業者を中心としたM&Aによるグループ経営を行うマテリサ
グループ(本社=東京都中央区、谷口善洋社長)と戦略的資本業務提携を締結した。
〈以下省略〉
《10/6 日刊産業新聞》
※紅久は愛知県にある老舗中の老舗鉄スクラップ屋で、それをファンド=マテリサグループ
が買収したという話。
※マテリサグループは、全く新しいファンド(今年、出来たばかりで、社長に金属
スクラップ業の経験はないよう)で、買収第一号として紅久を買収し、このあと同様に、
第二号、第三号、第四号、と、ドンドン買収していくようです。
※で、買収されたA社(紅久)、B社、C社、D社、、、X社は皆、並列:対等の立場で、
グループを形成する。
※鵜飼1人(マテリサ社)が沢山のヒモを持ってその先に鵜が首に繋がれている感じ?
(合ってる?)
※さてこのアイデア。好きか嫌いか、勝手に個人的な意見を言わせて頂ければ好きです。
何なら昔同じようなことを考えなかったわけでもない。
※どうせ後継者のいない金属スクラップ会社なら、それをドンドン買収してしまい、100社
くらいまとめた上でリストラし、規模をコンパクトにすれば、全体として儲かるのではない
か!?という考え方です。(従業員はだいぶレイオフせざるを得ませんが)
まぁ、いわゆるハゲタカですね。
※小生が、この記事を読んで気になったのは、会社を買う側マテリサと、買われる側紅久は、
どこまで情報を共有できているか?です。 もっと言うと、紅久は、以下の点をマテリサに
説明しているのでしょうか?
①金属相場が激しく動き会社業績に影響する。
②(鉄は特に)スケール引きなる、他の業界ではあり得ない謎のルールがある。
③同じく数量の誤差(台貫差)がある。
④品質が極めていい加減。
⑤働いている人の意識レベル(高い人も低い人もいる、残念ながら低い人が多い)
⑥定期的にnewcomerが業界に参入してきて、マーケットをぐちゃぐちゃにする。参入障壁が
低い。で、その会社は存続せず消えて行く。
⑦現金取引が残り裏金の温床となる。
⑧B勘定(裏金)が存在する。
※会社を買収する際デューデリジェンスとして試算表(B/S.P/L)を見ますが、そこには
①〜⑧が記載されていません。(当然)
※買収する側は試算表に表れない業界の慣わしを理解する必要がありますし、買収される側
は丁寧に説明する必要があります。
おまけ
リサイクルという単語を「リサ」と略して使うのは、リサオタ、のパクりじゃないか?!
リサオタYouTuberとしては見過ごせんなぁ。
以上