《横濱ハーバー》
【10月30日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=152円68銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:47,632(-74.37)
※銅LMEセツルメント($/t) 
 ①午前売:11067.5(+150.5)
 ②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
 ③銅:5.2335(+0.093)
 ④金:3983.7(+17.5)
※WTI 原油先物($/bbl) 
 ⑤ 60.48(+0.33)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
 ①ロンドン午前:1740円 
 ②ロンドン午後:ー 
 ③N.Y.:1810円
※ニューヨーク為替引値(円)
152.71-152.75(0.61円安-0.63円安)
【10月29日:昨日の状況】
※国内銅建値1730円(10月28日より+30円)
《横濱ハーバー》
※弊社は(その社名にも関わらず)本社が横浜にあります。
※崎陽軒のシウマイと並び、横浜を代表する銘菓に「ありあけのハーバー」があります。
この商品を展開する有明製菓は、1936年に和菓子店として創業、その後引き継いだ2代目
社長が、バブル期に拡大路線とったことが原因で1999年に一度倒産しています。負債
総額70億円。(ちなみに社長は雲隠れ、社員は全員解雇。)
※その後、有明製菓の元役員が、プレシアという会社に相談、同社が商標権「ありあけ
のハーバー」を取得「ありあけのハーバー」を復活させて今に至ります。
※さて何の話か?
※先日、メガバンクではない準大手銀行の営業マン(というと大体どこだか分かる)に、
「あなたが担当している客先で、無借金もしくは、借金をしているが借金をしなくても
本業を継続できる会社は、担当全社の内どれくらいの割合か?」という質問をしました。
すると、その営業マンが「自分の担当に“横浜の老舗が多いため“、約半分です」と
答えました。
※それが本当だとすると、例えば担当全社50社の内、25社は銀行からの短期・長期借入
金がない。もしくは付き合い程度で、必要でもない運転資金を、銀行に対して借りて
あげていることになります。
※普段、借金をしてでも事業を拡大するのが社長の役目と主張している小生からすると、
意外な回答でした。
※そうした保守的な会社の社長は「本業を続けてさえいればリスクがない」「今のまま
同じことをしていれば、役員・従業員が食べていける(経費分は稼げる)」と、口を
揃えて言うそうです。
※果たしてそうなのでしょうか?
※事業を取り巻く環境は、時代と共に必ず変わります。 少なくとも非鉄金属スク
ラップ業界は、3年〜5年もすれば、その流通経路がダイナミックに変わり、否が応でも、
世界の金属原料の流れに巻き込まれます(1)。
また、需要家であるメーカーの事情により必要とされる場所も変わります(2)。
環境問題、国際情勢により、再生リサイクル処理方法自体も変わります(3)。
※それに応じて、会社自体を変化させるべきであるというのが自論です。
※冒頭、有明製菓倒産の話は、借金をしたことが悪かったわけでなく、借金の使い方が
悪かった話です。借金をしなければ安全という考え方は、少し違うと思うのです。
おまけ:
会長・社長就任のお祝いで食事をご馳走になることがあります。先日、お祝いのため、
横浜にいらしたお客様に「横濱ハーバー」を手土産として準備していました。ところが
会食が盛り上がり過ぎて、手土産を渡すことを忘れてしまいました。失敗、失敗。
以上
https://youtu.be/Q6_A_Ln0-6Q?feature=shared
