《失速?》
【10月28日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=152円75銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:47,544.59(+337.47)
※銅LMEセツルメント($/t) 
 ①午前売:10987.0(+180)
 ②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
 ③銅:5.1405(+0.047)
 ④金:4001.9(-116.5)
※WTI 原油先物($/bbl) 
 ⑤ 61.31(-0.19)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
 ①ロンドン午前:1730円 
 ②ロンドン午後:ー 
 ③N.Y.:1780円
※ニューヨーク為替引値(円)
152.87-152.88(0.02円安-0.01円高)
【10月27日:昨日の状況】
※国内銅建値1700円(10月24日より+40円)
《失速?》
※今日は本業の被覆線スクラップの話。(千葉県の話が長過ぎて、皆様飽きてきた頃でしょう)
※最近、関東地方で(特に埼玉・茨城・栃木方面か)、客先を回っていると、「一頃に比べて、
在日中国人プレーヤーの元気がないのではないか?」という話を耳にします。
※2019年以降、中国から日本に進出してきて、雑ナゲット加工をしている会社の被覆線
スクラップ“買値が一頃より高くないのではないか?”という話です。
※これには仮説があります。中国が被覆線スクラップの輸入を禁止した2018年を機に、2019年
〜2022年はわけもわからず沢山の中国系金属スクラッププレーヤーが来日し、日本には
有象無象に存在していました。当時繰り広げられた被覆線スクラップの集荷競争が第一次価格
競争です。(phase1)
※(雑品を除き)雑線のナゲット加工プレーヤーに限れば、そこから20〜30社(大手は10社も
いない)が競争の末残ります。ナゲット加工をやめた会社も多数あり。2022年〜2025年は、
その残った勢力が、また熾烈な集荷競争、第二次価格競争を行います。(phase2)
※結果どうなったか?
※ずばり息切れです。 中国系プレーヤーにありがちですが、「まずはシェアを取る為に、
採算度外視で荷物を集める(=高く買う:無茶買いをする)」ので、価格競争は“、最初ほど
熾烈になります”phase1、phase2を経て現在は、phase3に至っていると考えています。つまり、
もう無茶買いはしていない。
※この生き残った中国系プレーヤーの話を聞いていると「phase1、phase2で、だいぶ損した」
「高い授業料を払った」と言っています。あれだけ採算度外視で無茶買いをすりゃ、当たり前。
※で、今は採算が合う価格で荷物を集めるようになっている。結果として、日本進出した中国
系雑ナゲット加工プレーヤーの“買値が一頃より高くない”のだと思うのです。
※今度、仮説の検証をしてみようと思うのですが、恐らく、同じ建値1500円の時でも、phase1、
phase2、そして現在のphase3で、雑線の市中流通価格が異なるはずです。つまり安くなっている
はずです。
おまけ:兵どもが夢のあと
以上
