10月24日 相場情報

《見解の相違》

【10月24日:今朝の状況】

※為替(ドル/円)ドル=152円61銭【08:30現在】

※N.Y.ダウ:46,734.61(+144.2)

※銅LMEセツルメント($/t) 
 ①午前売:10797(+197)
 ②午後売:ー

※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
 ③銅:5.082(+0.121)
 ④金:4125.5(+81.1)

※WTI 原油先物($/bbl) 
 ⑤61.79(+3.29)

※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
 ①ロンドン午前:1700円 
 ②ロンドン午後:ー 
 ③N.Y.:1760円
※ニューヨーク為替引値(円)
152.58-152.6(0.61円安-0.59円安)

【10月23日:昨日の状況】
※国内銅建値1660円(10月21日より+20円)

《見解の相違》

※昨日の続きです。
※千葉県のヤード・残土対策課 金属スクラップヤード対策班を訪問し、 
我々組合:東京非鉄より、7月28日提出済みの「千葉県特定再生資源屋外
保管業の規制に関する条例に関する陳情書」に関して具体的な陳情を行い
ました。

※今回主に条例の定める保管方法があまりに厳しすぎて現実的でないという
ことを、陳情してきました。

※これは個人的見解なのですが、千葉県が今回制定した通称ヤード条例は、
鉄・非鉄金属スクラップを扱う事業者が、ヤードから発生させる“火災“を
問題視しています。
※排気・排水、騒音振動、荷物の崩落など、金属スクラップヤードが付近
住民にかける可能性のある迷惑行為は数多く可能性としてありますが、結局、
その問題の大きさから考えると、“火災”こそがその代表格です。

※火災の原因は、家電雑品に含まれるリチウムイオン電池が原因であることは
間違いありません。
逆にいうと、鉄、銅、アルミ、ステン、真鍮など、屋外に置かれた金属単体の
山からの火災発生は、可能性が極めて低く考えにくいです。
故に、雑品(特に家電雑品)と金属単体とを同じ括りで管理することは不条理
です。

※ところが千葉県側は、ヤード火災の原因の主要因が雑品に含まれるリチウム
イオン電池であることは承知しているも「金属単体でも火災発生の報告を受け
ている」との認識で、雑品=金属単体を“一括り“・“全く同じもの“として
条例を制定しています。
具体的に言うと、鉄だけの山、銅だけの山が、屋外に保管されていると、
そこから火災が発生すると考えています。

んなわけねーだろ。

※これは、“大きな見解の相違です”

※アルミ・マグネシウムのダライ粉が熱を持つことは考えられますが、金属単体
由来の火災発生確率は極めて少ないと考えます。
なぜなら家電雑品を屋外に高く山積みにする業者が現れる前に(この20年ほどか?
その前に)、金属スクラップヤードから火災は起こっていないからです。

※今回、陳情したポイントは、金属単体で屋外に保管した山から火災が発生する
ことはなく、雑品(特に家電雑品)の山から発生する火災とを、区別して貰い
たいということなのです。

以上