《循環取引》
【10月17日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=150円26銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:45,952.24(-301.07)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:10495.0(-207)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:4.958(-0.014)
④金:4280.2(+103.3)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤57.46(-0.81)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1630円
②ロンドン午後:ー
③N.Y.:1690円
※ニューヨーク為替引値(円)
150.42-150.44(0.62円高-0.62円高)
【10月16日:昨日の状況】
※国内銅建値1670円(10月15日より-60円)
《循環取引》
AIサービス「オルツ」粉飾 売り上げ不正水増し 元社長が主導か
AIを使ったサービスを手がける東京のスタートアップ企業の元社長ら4人が、
決算を粉飾した疑いで東京地検特捜部に逮捕された事件で、売り上げを不正
に水増しする取り引きは元社長が主導する形で進められた疑いがあることが、
関係者への取材でわかりました。監査法人からの指摘を避けるために手法を
変えて続けていたとみられ、特捜部が実態解明を進めています。
《2025年10月17日午前6時06分 NHKニュース》
※循環取引という言葉をCHAT GPTに聞きました(文後半に添付)
※オルツ社は第三者委員会の調査で、循環取引を利用して売上高を約119億円
過大計上していたそうです。(上場企業なのに、わからないものですかね~)
※例えば、特号銅線(ピカ線)の単価を1,500円/㎏とし、10トンだと1500万
円になります。
A商店がB金属に1501万円で売る
B金属がCマテリアルに1502万円で売る
CマテリアルがA商店に1503万円出売る
この取引の間、現物のピカ線はずーっとA商店に置いたまま。伝票は起こし、
決済は銀行振り込みで実際に行います。
※A社がぐるっと回って一度目にCマテリアルから購入するピカ線の価格は
1503万円です。
これを10回転繰り返すと、A社が10回目にCマテリアルから購入する価格は
1530万円となり、まんざらあり得ない単価ではありません。
※これにより、(あ~ら不思議)A社の売上は1億5165万円になります。売上
高が10倍以上になり、決して赤字でもありません。利益が10万円増えます。
(1回1万円Ⅹ10回)
なんかできなくもなさそう(笑)
おまけ:
ど文系である小生。この計算をするのに思いっきりExcelを使用しました。
~QUOTE~
循環取引とは、実態のない売上や仕入を複数の企業間で繰り返して、売上や
利益を不正に水増しする会計上の詐欺行為です。英語では「round-tripping」
や「circular trading」と呼ばれることもあります。
基本的な仕組み
例えば、以下のような取引が循環取引に該当します。
1,A社がB社に商品を販売(実際には物が動かない、または形式だけ)
2,B社が同じ商品をC社に販売
3,C社が再びA社に販売
こうして、同じ商品(または名目上の商品)が企業間をぐるぐる回ることで、
それぞれの会社が売上を計上できるようになります。
目的は?
・決算書をよく見せる(業績の水増し)
・株価の維持や上昇を狙う
・融資の信用度を上げる
・経営者の報酬や賞与の増額(業績連動)
以下省略