《focus time(★注)》
【10月10日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=153円03銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:46,358.42(-243.36)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:10866.5(+128.5)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:5.0755(+0.0295)
④金:3946.3(-97)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤ 61.51(-1.04)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1710円
②ロンドン午後:ー
③N.Y.:1760円
※ニューヨーク為替引値(円)
153.03-153.05(0.35円安-0.36円安)
【10月9日:昨日の状況】
※国内銅建値1680円(10月8日より+30円)
《focus time(★注)》
※先日、超大手商社で出世しまくっている学生時代の先輩(ちなみに女性)と会食する機会があり、
その際「Focus Time」 を持つべきだと言われました。
※流石、超一流企業にお勤めの方は、言うことも超一流過ぎて、サンドイッチマン富沢並に
“ちょっと何言っているか分からないんですけど!“と、質問したところ以下のような回答あり。
※例えば、皆さん、手帳やスマホのカレンダーでスケジュール管理をされていると思いますが、
そこに、必要と思われる予定を片っ端から入れていくと、①営業(面談)、②移動、③会議、
④事務作業、⑤会食という風にスケジュールが、どんどん埋まって行ってしまいます。
※仕事が好きな人であると、そのスケジュールが埋まれば埋まるほど、「仕事をやっている感」が
あり、それ自体に満足してしまいます。
(金属スクラップの現場も似てて、引っ切り無しに入出荷があり忙しいと、それだけで良い仕事を
したと思いがち)
※ところが、その先輩曰く、何も考えず目の前のことを片付けるだけで、その日1日が終わって
しまうのはNG。スケジュールの中に、予定が何もない時点で先に「Focus Time(=考えるだけの
時間)」を確保しておかなければならないと。
※確かに言われてみると、一切の仕事を排除して考えるだけの時間がないと、長期的なビジョンを
深く考えることがありません。
※忙しさにかまけ、目の前の作業を一つ一つ片付けていることに満足して、長期的なビジョンで
仕事を見つめることができないと、大きなプロジェクトには取りかかれない。
(★注)focus time
「フォーカスタイム」とは、重要タスクに集中するため邪魔を排除した時間帯を指し、業務に不可
欠な時間管理テクニックです。
〈Google〉
おまけ:
先日、ノーベル化学賞(多孔性金属錯体という材料を開発)を受賞した北川進氏。多功性金属錯体
を最初に思いついた1991年当時の研究環境が極めて悪かったそう。ところが災い転じて福となす、
その分、時間が沢山あったので、じっくりと物を考えることができ、それがあったからこそ今回の
偉業を成せたと発言されてます。
「Focus Time(=考えるだけの時間)」が大事であると同時に
一見困難なことに思えても、その経験がその人の人生に無駄になることはないという話でした。
以上