《軽薄短小(★注)》
【1月9日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=156円86銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:49,266.11 (+270.03)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:12885.0(-260)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:5.7465(-0.0625)
④金:4449.7(+0.4)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤57.76(+1.77)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:2070円
②ロンドン午後:ー
③N.Y.:2040円
※ニューヨーク為替引値(円)
156.87-156.88(0.11円安-0.1円安)
【1月8日:昨日の状況】
※国内銅建値2110円(1月8日より-40円)
《軽薄短小(★注)》
※ここまで銅が高くなってくると、あまりにそのコストが高すぎて、製品の原料として
銅を使うことに二の足を踏むようになります。自動車・携帯・家電などに組み込まれて
いる製品に使われている銅ですが、製品開発の場面に於いて、とにかく軽く・薄く・
短く・小さくする=軽薄短小化の努力がなされるようになります。
※また比較的安価なアルミなど別の金属を銅の代わりに使えないか?という議論にも
なります。
※この話、銅価格が安いころからずっと言われ続けている話で、最近になって始まった
議論ではありません。国内銅建値が300円のときも、500円のときも、1000円を超えた
ときも常に話題になっています。(いわんや2000円を超えたらなおさら)
※実際に銅スクラップの現物を扱っていて、特に、銅からアルミへ素材の変化があると
感じるのはトランスです。トランスのコア部分はかつて殆どが銅でしたが、今はアルミ
と銅のハイブリッドや、アルミだけの物が多く、“トランス=銅分がどれくらい”とは
言い切れず、中身を確認しないとスクラップとしての価格を決められなくなりました。
※また一つ気がかりなのが自動車のワイヤーハーネスです。ハイブリット自動車の
ワイヤーハーネスにアルミ線が利用された物が廃棄物として流通するようになってきた
のが10~15年前からでしょうか。 これについては被覆材の色がオレンジ色など特色が
ある為、一般の自動車ワイヤーハーネスと区別が付きやすかったのですが、最近の物は
アルミ線を利用した自動車ハーネスであっても、銅のそれとパッと見、区別が付きません。
※今後、区別がつきにくいアルミ線の自動車ワイヤーハーネスが廃棄物として流通して
くると予想され、自動車ワイヤーハーネスをスクラップとして取り扱う場合は、検収に
より注意が必要となります。製品としては見た目が一緒でも、素材が2000円の銅と300円
のアルミですから、スクラップ価格は雲泥の差となります。
《(★注)軽薄短小》
「軽」「小」「短」「薄」は、「軽薄短小(けいはくたんしょう)」という四字熟語の
構成要素で、「軽く、薄く、短く、小さい」こと、特に1980年代以降の製品(携帯電話、
パソコンなど)や文化のトレンド(コンパクト化、手軽さ)を指し、対義語は「重厚
長大(じゅうこうちょうだい)」です。単に物理的な特徴だけでなく、内容が希薄で
あるといった比喩的な意味でも使われます。
【Photoひとこと 自動車ワイヤーハーネスのスクラップ(湘南ヤード)】

以上